アントーニオ本多

アントーニオ本多のプロフィールと経歴

基本情報

アントーニオ本多（アントーニオほんだ）は、1978年1月2日生まれの日本のプロレスラーです。彼の本名は本多宗一郎（ほんだ そういちろう）で、東京都出身です。血液型はA型で、役者時代の芸名はアントニオ本多です。彼は著名な俳優の渡辺哲を父に持ち、双子の兄は俳優の本多英一郎です。

学歴と初期の活動

アントーニオは武蔵野美術大学に在学中、演劇活動と並行して、一橋大学の学生プロレスサークルHWWAに参加しました。卒業後も俳優業と学生プロレスを続け、特に武蔵野美術大学芸術祭での試合が転機となりました。2005年に「マッスル2」で初めて注目され、プロレスリングの世界で頭角を現しました。

プロレスキャリアの発展

彼はDDTに所属し、キューバ軍団のマネージャーを経て、イタリアンユニット「イタリアン・フォー・ホースメン」では確固たる地位を築きました。マイクパフォーマンスでは独特のテンションとユーモアを発揮し、「ジョルノ」や「カルパチョ」などのフレーズを盛り込み観客を魅了しました。このスタイルは彼独自の魅力となっており、試合だけでなく観客とのコミュニケーションにも力を入れています。

ハワイ軍団「aWo」では「アントーニオ“ザ・ドラゴン”本多」として活動し、プリンス・トーゴーとのタッグでKO-Dタッグ選手権を獲得。2007年末にディック東郷から裏切られると、お笑い要素を排除し、シリアスなキャラクターへとシフトしました。これに続いて、2008年9月にはイタリアン・フォー・ホースメンを再結成し、再びヒールとしての地位を築きました。彼はまた、ユニオンプロレスにおいて不定期で「A.YAZAWA」としても姿を見せています。

メディアへの出演

アントーニオは2010年の新日本プロレスでは天山広吉との対戦を果たしました。また、2012年の新木場大会では「ハルク・ホーガン体操」を披露し、その模様がニコニコ動画で話題になり、多くの再生回数を記録しました。このようなメディアへの露出は、彼の人気をさらに高める要因となっています。

ショーとイベント

アントーニオは2013年にはモンスターアーミーで本多二等兵のキャラクターで活動し、イベントでは父・渡辺哲と親子でリングに立つなど、家族との絆も見せています。2014年にはモンスターアーミーが解散しますが、その後も竹下幸之介や遠藤哲哉と共に新しいユニット「ハッピーモーテル」を結成しました。

技とスタイル

アントーニオは、ダイビング・フィスト・ドロップや南部式ナックル、卍固め、延髄斬りなど多彩な技を駆使します。特に「ごんぎつね」という独特の技は観客の記憶に残り、彼のスタイルを象徴しています。これらの技は彼のキャラクターに色を添え、観客とのインタラクションを促進しています。

タイトルと実績

アントーニオはDDTプロレスリングにおいて多数のタイトルを獲得しており、KO-Dタッグ王座やKO-D6人タッグ王座、さらにEXTREME級王座などでの成功を収めています。またぺシー・フィヤー・タッグ部門での活躍も見逃せません。

映画と自主制作

プロレスラーとしての顔だけでなく、アントーニオは映画制作にも携わり、自ら監督し、DVDも制作しています。彼の作品は自身のスタイルをより広める手段ともなっており、観客に新たな視点を提供しています。

まとめ

アントーニオ本多は、プロレス界での地位を築きながら、独特なキャラクターとスタイルで観客を楽しませています。彼の活動は、プロレスを超えて多様な分野に広がり、今後の活躍に期待が寄せられています。

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