遠藤哲哉

遠藤 哲哉（えんどう てつや）

基本情報

遠藤哲哉は1991年8月11日に宮城県白石市で生まれた日本のプロレスラーです。血液型はO型で、DDTプロレスリングに所属しています。その華麗な動きや多彩な技術は観客を魅了し、彼自身のスタイルを確立しています。

経歴

2012年: 初デビューと試練の始まり

プロレスラーとしてのキャリアは2012年4月1日、後楽園大会にて始まりました。彼は彰人および福田洋と対戦し、パートナーの石井慧介と共にデビュー。数回の試合を経て、4月30日の牛久大会で初勝利を収め、ここから彼の成長が始まります。5月には天龍プロジェクト主催の若手杯に出場し、挑戦者として早くも実力を示しました。

2014年～2016年: タッグ王座の獲得

2014年にはアントーニオ本多や竹下幸之介とのタッグチーム「ハッピーモーテル」としてKO-D6人タッグ王座を獲得し、続けてKO-Dタッグ王座も手に入れました。2015年には一時的な怪我で欠場しましたが、8月に復帰し、その後も順調に勝利を重ねました。2016年にはDAMNATIONに加入し、格闘技スタイルにさらなる進化をもたらしました。

2017年: 突出した才能

2017年、遠藤はKING OF DDTトーナメントの決勝に進出し、HARASHIMAを下して優勝を飾ります。これにより彼は一層注目を浴び、プロレス界における地位を確立しました。

2019年～2022年: 状況の変化と成長

2019年、後楽園ホールで行われた試合後、竹下の父が経営する焼き鳥屋でのいたずらから始まった一連の騒動は、彼をさらに注目の的にしました。4月にはKO-D無差別級王座を獲得し、その後も数々のタイトルを手にしましたが、2022年には脳震盪によりしばらくの間試合を欠場することとなりました。

得意技とスタイル

遠藤哲哉は新体操出身という異色のバックグラウンドを持ち、その影響を受けた飛び技を多く駆使します。特に彼のフィニッシュ技である「バーニングスター・プレス」は、2017年以降、シューティング・スター・プレスの名称で使用されています。

主な技

• - バーニングスター・プレス: 遠藤の象徴的なフィニッシャー。
• - トーチャー・ラック・ボム: 相手を回転させながら落とす技。
• - ムーンサルト・プレス: 高さと瞬発力を要求される飛び技。

これらの技は、彼の試合におけるダイナミックさと戦略を強調しており、観客の記憶に残る印象を与えます。

タイトルと受賞歴

遠藤はDDTプロレスリングで数々のタイトルを獲得し、特にKO-D無差別級王座を3度も手にする偉業を成し遂げています。また、技能賞としてプロレス大賞を受賞したり、入団早々から強烈な印象を残しました。

エピソード

彼の一つの特筆すべき点は、趣味としてクワガタムシの飼育を行っていることです。子供の頃に父から贈られたミヤマクワガタをきっかけに、現在では20種類以上を飼育しています。また、テレビ番組「ファイヤーレオン」ではスーツアクターとしての経歴も持ち、多彩な才能を発揮しています。

入場テーマ曲

遠藤の入場曲は「CORE TOOL」など複数あり、彼自身の個性を表現する重要な要素となっています。

このように、遠藤哲哉はプロレス界においてそのユニークな経歴と技術で多くのファンを魅了し続けています。

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