KO-Dタッグ王座

KO-Dタッグ王座について

KO-Dタッグ王座（ケー・オー-ディー・タッグおうざ）は、DDTプロレスリングが運営を行い、さらにCMLLが認定する特別なプロレスの王座です。名の由来となる「KO-D」は「King of DDT」の略であり、この王座はDDTのタッグチーム間での競争の象徴でもあります。

歴史

この王座の歴史は2001年に遡ります。2001年6月2日、メキシコで開催されたCMLLの大会において、初代王座決定戦が行われ、NOSAWAと佐々木貴の組み合わせが見事に勝利し、初代王者の座を獲得しました。この試合は、DDTとCMLLの関係の深さを示すものであり、国際的なプロレスの交流の重要な一歩とも言えます。

KO-Dタッグ王座には独自のルールも存在します。基本的には、ルールの変更は試合を行う両者の合意に基づいて決まる場合がありますが、特に注目すべきは「いつでもどこでも挑戦権」です。このシステムでは、王者に対していつでも挑戦できるという特権が与えられ、試合の予測不可能性を高めています。

歴代王者と記録

KO-Dタッグ王座は、多くの選手やタッグチームによって栄光をもたらされてきました。その中でも特筆すべきは、HARASHIMAです。彼は王座を11回も戴冠しており、特に「HERO!」および「ダークサイドHERO!」として活動していた時代にもその記録は達成されました。HARASHIMAは数々の感動的な試合を展開し、王座の歴史に名を刻んでいます。

さらに、他の著名な王者たちの記録も見逃せません。例えば、スーパー宇宙パワーとMIKAMI、佐々木貴とGENTARO、そしてHERO!とKUDOといったチームが、王座を2回獲得しています。これだけでなく、HARASHIMAと大鷲透、ヤス・ウラノと火野裕士らも同様に、名誉あるタイトルを手にしました。

王座の防衛回数に関しても、注目すべき記録があります。澤宗紀と高木三四郎のコンビは、最大で12回の連続防衛を達成しました。この記録は、唯一無二の戦績として名を馳せています。また、同チームは累計での防衛回数も12回とし、王者としての地位を確固たるものにしました。

結論

KO-Dタッグ王座は、プロレスファンにとって忘れられないタイトルであり、数々の名勝負が繰り広げられる場所です。王者たちの熱い戦いと、その背後にあるドラマが、この王座の魅力を高めています。これからも多くの選手がこのタイトルを目指し、情熱的な試合を続けていくことでしょう。

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