アンヘル・マルティネス (野球)

アンヘル・マルティネス（Ángel Martínez）は、2002年1月27日生まれ、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手です。現在はMLBのクリーブランド・ガーディアンズに所属しており、内野手および外野手として活躍しています。右投両打のプレースタイルが特徴です。

父親のサンディ・マルティネスは、トロント・ブルージェイズなどで活躍した元メジャーリーガー（捕手）であり、親子二代でメジャーリーガーという経歴を持っています。

経歴

2018年7月、アマチュア・フリーエージェントとしてクリーブランド・インディアンス（2022年にガーディアンズに改称）と契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2019年：ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・インディアンスでプロデビュー。56試合に出場し、打率.306、1本塁打、27打点、11盗塁を記録しました。
2020年：COVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場はありませんでした。
2021年：A級リンチバーグ・ヒルキャッツで97試合に出場し、打率.241、7本塁打、46打点、13盗塁を記録しました。
2022年：A+級レイクカウンティ・キャプテンズとAA級アクロン・ラバーダックスでプレー。2チーム合計で102試合に出場し、打率.271、13本塁打、44打点、12盗塁を記録。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属しました。11月15日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たしました。
2023年：AA級アクロンとAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、2チーム合計で136試合に出場。打率.251、14本塁打、79打点、11盗塁を記録しました。
2024年：開幕前に右足を故障。開幕直後には左手有鉤骨を骨折するなど、故障に苦しみました。復帰後は主にAAA級コロンバスでプレー。6月21日にメジャー初昇格を果たし、翌22日のトロント・ブルージェイズ戦で「9番・指名打者」として先発出場し、メジャーデビューを飾りました。この年はメジャーで43試合に出場し、打率.232、3本塁打、11打点、3盗塁を記録しました。

プレースタイル

アンヘル・マルティネスの最大の武器はその強肩です。遊撃手をメインに、内野の複数のポジションと外野をこなせるユーティリティ性も持ち合わせています。打撃面では、両打席で相手投手にプレッシャーをかけるいやらしさが評価されており、将来的にはパワーを増して15〜20本塁打を打てる可能性も秘めていると見られています。

詳細情報

(2024年度シーズン終了時)

年度別打撃成績
年度別守備成績
内野守備
外野守備

(2024年度シーズン終了時)

背番号：1（2024年 - ）

脚注

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 M
ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
親子のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
Baseball-Reference (Register)
Angel Martinez stats MiLB.com (英語)
* Angel Martinez (@martinez03) - Instagram

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