イオンモール大牟田

イオンモール大牟田は、福岡県大牟田市岬町に位置する、イオンモール株式会社が運営する大型商業施設です。有明海に程近い場所に立地し、周辺には有明海沿岸道路大牟田ICや諏訪公園、大牟田市石炭産業科学館などの施設があります。

開業までの経緯
当初、イオン小郡ショッピングセンターと共に2009年の開業を目指していましたが、世界的な経済不況やテナント誘致の難航により、計画は一時中断されました。その後、テナント確保の見通しが立ったことから建設が再開され、2011年3月18日に満を持して開業を迎えました。施設は鉄骨造の2階建てで、専門店モールの長さは約250mです。

環境への配慮と施設の特徴
敷地内には、北側の遊水池に約25種類もの希少生物が生息するビオトープが整備され、自然環境の保全にも配慮されています。また、大牟田市消防本部の要請により、ドクターヘリの離着陸が可能なヘリポートも設置されています。

歴史
2008年1月22日：開発計画が発表されました。
2010年2月17日：正式な開業予定時期が公表されました。
2011年3月6日：イオンふるさとの森づくり植樹祭が開催されました。
2011年3月16日：プレオープン。
2011年3月18日：グランドオープン。なお、東日本大震災の影響を考慮し、開業関連のイベントは自粛されました。

主なテナント
核テナントは、イオン九州株式会社が運営する総合スーパー「イオン大牟田店」です。イオンブランドの新設店舗としては九州初となります。その他、シネマコンプレックス「セントラルシネマ大牟田」を含む約140の専門店が出店しています。専門店の中には、九州初出店となる店舗が10店、筑後地区初出店となる店舗が76店含まれています。

各テナントの詳細
イオン大牟田店：1階は食料品、化粧品・医薬品、日用雑貨などを扱い、2階は衣料品や玩具などを取り扱っています。
セントラルシネマ大牟田：イオンモール宮崎内のセントラルシネマ宮崎と運営会社が同じです。運営会社の親族が過去に大牟田市中心部で「セントラル劇場」を運営していました。
ありあけコート：約700席を有する大規模フードコートで、イベントスペースやキッズスペースも併設されています。三井三池炭鉱跡の煉瓦造建造物などをデザインモチーフとしており、歴史的な要素も取り入れています。

アクセス
大牟田駅から西へ約1.5km。
大牟田駅西口バス停から西鉄バス大牟田イオンモール大牟田線（8番バス）で約6分。

周辺施設
近隣には、ゆめタウン大牟田などの商業施設があります。

外部リンク
イオンモール大牟田
セントラルシネマ大牟田
* イオンモール大牟田 (@centralkankoom) - X（旧Twitter）

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