イオンモール桑名

イオンモール桑名

イオンモール桑名（イオンモールくわな）は、三重県桑名市にある大型ショッピングセンターです。三重交通グループとイオンモール株式会社が運営しています。元々はマイカルタウンの一つとして1995年にマイカル桑名として開業しました。その後、マイカルとイオンリテールの合併を経て、2011年にイオン桑名ショッピングセンターに名称変更し、2015年に現在のイオンモール桑名となりました。

概要

大山田地区の開発において、核となる商業施設として建設されました。開業当時は日本最大級のショッピングセンターであり、三重交通グループが運営し、イオングループが核テナントとして入居しています。専門店街は、国道側の桑名ビブレのテナントを引き継いだ「イオンモール専門店街」と、開業当初からある「ANQ（アンク）専門店街」の2つに分かれています。また、シネマコンプレックスのイオンシネマ桑名（旧ワーナー・マイカル・シネマズ）やハンズなどのテナントもあります。

最盛期に比べると、近隣地域に競合店が増えたことで、かつてほどの勢いはありません。しかし、ナムコプロデュースのフードテーマパーク「桑名らーめん街道」を開業したり、店舗の大規模な入れ替えを行うなど、集客のための工夫を凝らしています。三重交通グループが運営しているため、バスの便が充実しているのも特徴です。

特徴

建物は1番街、2番街、3番街に分かれており、構造が複雑です。敷地内には坂があり、建物によって対応している階が異なるため、注意が必要です。設計はジョン・ジャーディが手掛け、「水平の外観」をコンセプトにしています。基本実施設計は大林組名古屋支店が担当し、桑名のタウンセンターを創造すること、郊外型の独自性と特徴を確立すること、通常資材・工法を用いて豊かな環境を創出することの3点を目標に設計されました。

1番街の店舗配置は、ANQ専門店街とイオンモール専門店街、イオン桑名店が入り組んでおり、それぞれ実施するサービスやイベントが異なるため注意が必要です。2011年度から2012年度にかけて大規模なリニューアルが行われ、子どもトイレなどが新設されました。

2015年4月17日には、イオンモール桑名としてリニューアルオープンし、東急ハンズが出店するなど、67店舗が新規・改装オープンしました。これは旧マイカルタウンからイオンモールに変更された施設としては初めての事例です。

主なテナント

イオン桑名店（1番街）
ダイソー（1番街・1F）
キャンドゥ（1番街・2F）
ブックオフスーパーバザール（3番街・2F）
イオンシネマ（3番街・3F）

かつて存在したテナント

桑名ビブレ（1番街）- 2015年2月1日閉館
スポーツオーソリティ（2番街・1F）- 2023年8月27日閉店
ジョーシン（3番街・3F）

フロア構成

1番街・P6・P7駐車場
2番街・P2駐車場
3番街・P2駐車場

アクセス

三重交通バスが多数運行しており、公共交通機関でのアクセスも便利です。駐車場も完備されています。

外部リンク

イオンモール桑名
イオン桑名店
アンク専門店街
* イオンシネマ桑名

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