イシュ・スミス

イシュマエル・ラリー・スミスは1988年7月5日、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットで生まれました。地元の高校からウェイク・フォレスト大学に進学し、4年間バスケットボール選手として活躍しました。

2010年のNBAドラフトでは指名を受けられませんでしたが、同年8月にヒューストン・ロケッツと契約。しかし、翌年2月にはメンフィス・グリズリーズへ放出され、その後は様々なチームとの契約、トレード、解雇を繰り返すことになります。

2014-15シーズンにオクラホマシティ・サンダーに所属後、2015年2月19日にロースター枠の調整のために解雇されます。その3日後にはフィラデルフィア・76ersと契約。当時、76ersはマイケル・カーター＝ウィリアムスを放出し、空席となっていたポイントガードのポジションを、スミスはアイザイア・カナアンと競い合う形で先発出場の機会を得ました。25試合に出場し、14試合でスタメンとして起用され、平均27.1分の出場で12得点6.1アシストを記録し、自己最高のシーズンを送りました。

2015-16シーズンは、ワシントン・ウィザーズのキャンプに参加後、解雇。その後ニューオーリンズ・ペリカンズと契約。タイリーク・エバンスやドリュー・ホリデーなど負傷者が続出したチーム事情から、スミスは重宝される存在となりました。11月7日のダラス・マーベリックス戦では、17得点12アシストを記録し、自身初のダブル・ダブルを達成。チームにシーズン初勝利をもたらしました。20日のサンアントニオ・スパーズ戦でも、17得点に加え自己最多の13アシストを記録し、チームを勝利に導きました。

2015年12月24日、将来の2巡目ドラフト指名権とのトレードで、フィラデルフィア・76ersに復帰。再加入直後のフェニックス・サンズ戦でスタメンとして起用され、14得点5アシストを記録し、チームにシーズン2勝目をもたらしました。チームは低迷しましたが、スミス自身は平均14.7得点7アシストと自己最高の成績を収めました。

2016年7月1日、デトロイト・ピストンズと3年契約を締結。

2019年7月9日、ワシントン・ウィザーズに移籍。

2021年8月7日、故郷のシャーロット・ホーネッツと契約。

2022年2月10日、モントレズ・ハレルとのトレードで、バーノン・キャリー・ジュニアと共にワシントン・ウィザーズに移籍。

2022年6月30日、トレードにより、ケンタビオス・コールドウェル＝ポープとともにデンバー・ナゲッツに移籍しました。

スミスは、NBAで数多くのチームを渡り歩き、その豊富な経験と実力で各チームに貢献してきた選手です。そのプレースタイルからジャーニーマンと呼ばれることもあります。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン
プレーオフ

カレッジ

関連項目

* ジャーニーマン

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