イブニングプレス donna

イブニングプレス donna

『イブニングプレス donna』（イブニングプレス ドンナ、英称:Evening Press donna）は、日本テレビにて2003年10月6日から2013年12月19日までの間、平日午後に生放送された情報番組です。番組は15:50から15:55という短い時間枠で放送され、関東地区で展開されました。通称は「donna」です。

番組の成立

番組は、2003年の「汐留スタイル!」開始に伴う時間繰り下げにより、再びミニ番組枠の放送が復活したことから始まりました。それまで半年間の空白があった後、『アナちゃん劇場』の終了によって新たにこの番組が誕生し、初めの数年間は日本テレビタワー15階のスカイスタジオから生放送されていました。2012年4月以降は、マイスタジオでの放送へと移行しました。

共同制作とコンテンツ

この番組は読売新聞社との共同制作の形式を取り、主に読売新聞東京本社発行の夕刊から注目のニュースを取り上げると同時に、日本テレビのゴールデンタイムにあたる番組の見どころも紹介していました。視聴者に旬な情報を素早く配信する役割を果たし、特に話題のニュースや特集を要約して提供することが求められました。

放送内容の変遷

2008年3月27日の放送をもって一時終了した後、同年の3月31日からは「アナ☆パラ」内のコーナーとして「ほっかほかdonna」が放送されました。しかし、アナ☆パラが7月31日で放送終了したため、8月4日から再び独立した番組として放送が再開されました。また、祝日には本来ならば夕刊が休刊となるため番組自体も休止されていましたが、2009年頃から祝日でも放送が行われ、イベント情報などの新しいコンテンツも加わりました。

特別放送

2011年3月3日には、耳の日を記念して当番組を含む同局の全国ネットの生放送が全てリアルタイム字幕放送を実施しました。こうした特別企画は、視聴者との距離感を縮める大事な取り組みとされていました。

終了とその後

2013年12月19日に放送が終了し、翌年の1月6日からは月曜日から木曜日の枠が『news every.』へと移行することになりました。この移行により、テレビ番組での読売新聞のPR活動は、BS日テレで放送される『深層NEWS』に引き継がれています。

音声仕様

音声面では、第1期のモノラル放送から、数年経た後に不定期でステレオ放送が行われるようになり、2012年4月以降は全曜日でステレオ放送が実施されました。時期によって音声の質が変化し、視聴者のリスニング体験に影響を与えていました。

出演者

初期の司会者は鈴木美潮で、他に日替わりで日本テレビアナウンサーが出演していました。山下美穂子や佐藤良子、葉山エレーヌ、上田まりえらがそれぞれ担当し、数多くのアナウンサーがこの番組に関わりました。また、過去には多くの著名なアナウンサーも出演しており、リーダーシップを発揮していました。

テーマ音楽

番組のテーマ曲に関しても、放送期間中に何度か変更が行われており、それぞれ異なるアーティストによる楽曲が使用されました。音楽も番組の雰囲気を作り上げる重要な要素として機能していました。

関連項目

イブニングプレス donnaは、その形式や内容から多くの情報番組に影響を与えた存在であり、特に読売新聞との関係は長期にわたって続きました。今なお多くの視聴者に記憶されている番組です。

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