ウファ国際空港

ウファ国際空港は、ロシアのウファ郊外に位置する、現代的な航空複合施設です。2本の滑走路を有し、あらゆる種類の航空機に対応可能な近代的な設備を備えています。この空港は、ロシアの地方空港として初めてIATA ISAGO認証を取得しており、その安全性と運営能力の高さが認められています。ロシアを代表する10の空港の一つであり、沿ヴォルガ連邦管区においては最大級の規模を誇ります。

年間旅客数は350万人を超え、多くの航空会社が乗り入れています。特に、スカイチーム（アエロフロートなど）、スターアライアンス（ウズベキスタン航空など）、ワンワールド（S7航空など）といった主要な航空連合の加盟航空会社が就航している点が特徴です。これにより、国内外への広範なネットワークが形成されています。

空港ターミナルは、国内線用のターミナル1と国際線用のターミナル2に分かれています。

ターミナル1（国内線）

以前のターミナル1は、12,600平方メートルの面積を有し、3つのボーディングブリッジを備えていました。このターミナルでは、1時間あたり600人の旅客に対応していました。しかし、2018年から大規模な拡張工事が行われ、2020年末に新しいターミナルビルが完成しました。新ターミナルは、面積が2倍以上の29,000平方メートルに拡大し、1時間あたり1200人の旅客を収容できるようになりました。この新ターミナルは2021年春から運用を開始しています。

ターミナル2（国際線）

国際線用のターミナル2は、17,000平方メートル以上の面積を持つ最新のハイテク複合施設です。1時間あたり800人の旅客に対応可能な設計となっており、効率的な旅客処理を実現しています。

ウファ国際空港は、その規模と機能性から、ロシア国内だけでなく国際的な航空ネットワークにおいても重要な役割を担っています。旅客数の増加とともに、今後もさらなる発展が期待される空港です。


（就航航空会社と就航都市、外部リンク、脚注については、提供された情報から抽出できないため、割愛させていただきます。）

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