ウルジバヤル・ドゥレンバヤル

ウルジバヤル・ドゥレンバヤル（Ulziibayar Duurenbayar、1994年1月31日 - ）は、モンゴルの柔道選手であり、100kg超級の階級で国際的に活躍しています。

人物と実績

2010年と2012年にはアジアジュニア柔道選手権大会100kg超級で優勝し、その才能を早くから開花させました。2013年にもアジアジュニアで3度目の優勝を果たしましたが、世界ジュニア柔道選手権大会では惜しくも2位に終わりました。

2014年には、アジア競技大会決勝で王子谷剛志選手に敗れましたが、世界ジュニアでは見事に優勝を飾りました。また、グランプリ・青島では決勝で原沢久喜選手に内股で敗れています。

2016年のリオデジャネイロオリンピックには、国内のベテラン選手であるナイダン・ツブシンバヤルが出場したため、出場機会を得られませんでしたが、世界軍人選手権大会では優勝を果たしました。

2017年には、グランドスラム・パリとアジア柔道選手権大会で3位に入賞し、国際舞台での存在感を示しました。2018年のグランプリ・フフホトでは、決勝でナイダン選手に敗れましたが、アジア競技大会では決勝で韓国の金成民選手に敗れて2位となりました。

2018年の世界柔道選手権大会では、モンゴル大統領のハルトマーギーン・バトトルガが観戦する中、準々決勝でリオデジャネイロオリンピック銀メダリストの原沢久喜選手を背負投で破るという大きな勝利を挙げました。準決勝ではジョージアのグラム・ツシシビリ選手に敗れましたが、3位決定戦ではリオデジャネイロオリンピック100㎏級金メダリストであるチェコのルカシュ・クルパレク選手を技ありで破り、見事3位入賞を果たしました。

主な戦績

2010年 - アジアジュニア　優勝
2010年 - 世界ジュニア　7位
2012年 - アジアジュニア　優勝
2013年 - グランプリ・ウランバートル　3位
2013年 - 世界ジュニア　2位
2013年 - アジアジュニア　優勝
2014年 - アジア競技大会　2位
2014年 - 世界ジュニア　優勝
2014年 - グランプリ・青島　2位
2015年 - グランプリ・ウランバートル　3位
2016年 - グランプリ・ウランバートル　2位
2016年 - グランプリ・青島　3位
2016年 - 世界軍人選手権大会　優勝
2017年 - グランドスラム・パリ 3位
2017年 - アジア選手権　3位
2017年 - グランプリ・フフホト　2位
2017年 - ワールドマスターズ　7位
2018年 - グランプリ・フフホト　2位
2018年 - アジア競技大会　2位
2018年 - 世界選手権　3位
2019年 - グランドスラム・デュッセルドルフ　3位
2019年 - アジアパシフィック柔道選手権　団体戦　3位
2021年 - 東京オリンピック混合団体　7位

外部リンク

ウルジバヤル・ドゥレンバヤル - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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