エド・スプレイグ (内野手)

エドワード・ネルソン・スプレイグ・ジュニアは、1967年生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の元プロ野球選手です。ポジションは三塁手で、右投右打。現在はMLBのオークランド・アスレチックスで育成部長を務めています。

父もメジャーリーガーであり、妻はバルセロナオリンピックのシンクロナイズドスイミング金メダリストであるクリステン・バブ＝スプレイグというスポーツ一家です。

プロ入り前

1985年のMLBドラフトでボストン・レッドソックスから指名を受けましたが、契約せずにスタンフォード大学へ進学。大学時代の1987年にはアメリカ合衆国代表に選出され、翌1988年にはソウルオリンピックの野球競技（公開競技）で金メダルを獲得しました。

現役時代

1988年のMLBドラフト1巡目でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入りを果たしました。

1991年にメジャーデビュー。1992年からブルージェイズはワールドシリーズを連覇しましたが、スプレイグは1992年は右の代打として、1993年には正三塁手としてチームに貢献しました。1996年には自己最多となる36本塁打、101打点を記録。しかし、1997年からは2年連続で打率が2割2分台と低迷しました。

1999年にピッツバーグ・パイレーツに移籍すると22本塁打を放ち復調。同年にはオールスターゲームにも選出されています。2001年にはシアトル・マリナーズでプレーし、この年を最後に現役を引退しました。

引退後

引退後は、2004年から12年間パシフィック大学の野球部監督を務め、2016年からはオークランド・アスレチックスのGM補佐に就任。2019年レギュラーシーズン終了後からは育成部長として、チームの若手育成に力を注いでいます。

詳細情報

MLBオールスターゲーム選出：1回（1999年）

背番号

33（1991年 - 1998年途中）
8（1998年途中 - 同年終了）
5（1999年）
4（2000年 - 同年途中、2000年途中 - 同年終了）
44（2000年途中 - 同年途中）
10（2001年）

代表歴

第8回IBAFインターコンチネンタルカップ アメリカ合衆国代表（1987年）
* 第16回日米大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表（1987年）

エドワード・スプレイグは、選手としてだけでなく、指導者としても野球界に貢献している人物です。

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