エフエムたじみ

エフエムたじみの紹介

株式会社エフエムたじみ（FM PiPi）は、岐阜県多治見市を中心とした地域でFM放送を行うコミュニティ放送局です。1998年に開局し、岐阜県で2番目、全国で110番目のコミュニティ放送局として、地域住民に密着した情報提供を行っています。

概要

エフエムたじみは、特定地上基幹放送の事業者として、主に多治見市をサービスエリアに持ち、他にも土岐市、御嵩町、可児市の一部、春日井市の一部を放送区域としています。また、多治見市が中心的な株主であり、地域のケーブルテレビ局であるおりべネットワークも主要株主として参加しています。

放送の開始時刻は朝6時から深夜2時までで、自社制作の番組に加え、ミュージックバードのプログラムも放送。リスナーはJCBAインターネットサイマルラジオを通じて、インターネットで放送を楽しむこともできます。放送終了時には女性アナウンサーによる挨拶が流れ、局の魅力を惜しみなく紹介しております。また、局のジングルやBGMも放送中に耳にすることができます。

エフエムたじみでは、デジタル化の取り組みを進めており、コピー用紙の削減やスタジオでのアプリ活用による業務のペーパーレス化を実施しています。これにより、効率的な運営を目指しています。

沿革

エフエムたじみのルーツは1996年にさかのぼります。この年、多治見市役所内で「コミュニティFM研究会」が立ち上がり、その後、1998年3月には株式会社が設立されます。その後、6月には放送局の予備免許を取得し、8月に正式な免許を取得、10月1日に開局を迎えました。

放送開始当初から地域密着型の番組作りを目指し、翌1999年には駅前プラザにサテライトスタジオを開設しました。2012年にはネットラジオのJCBAインターネットサイマルラジオへの参加が決まり、新たなリスナー層を確保します。これを契機に、独自のパーソナリティオーディションも実施し、優秀な人材を発掘する機会を提供しています。

2018年には新たなキャラクターが採用され、局のイメージ形成が進みましたが、2019年にはプラザ・テラの建て替えに伴いサテライトスタジオを一時閉鎖しました。いずれの年もエフエムたじみは地域貢献と情報発信に尽力しており、現在も多くのリスナーに支持されています。

放送内容とパーソナリティ

エフエムたじみの魅力は、その多彩な番組内容にあります。平日や休日のタイムテーブルには、朝の「PiPi Morning Smile」や、午後の「たじみふるさとWalker」、夕方の「PiPi Twilight Way」など、幅広いジャンルの自社制作番組が組まれています。また、地域の音楽や情報を届ける様々なパーソナリティが気軽にリスナーと交流し、地元のコミュニティを盛り上げています。

さらに、エフエムたじみでは、災害時に備えた緊急放送の体制も整えています。地元の行政と緊密に連携し、重要な情報を迅速に発信することができるため、地域住民にとって頼れる情報源となっています。

エフエムたじみは、地域の絆を深め、住民に愛される存在として、今後も多くの魅力を発信していくことでしょう。地域の情報を大切にしながら、独自の視点で未来に向けたメッセージを届けていくことが期待されています。

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