エフエム高松コミュニティ放送

エフエム高松コミュニティ放送株式会社の概要

エフエム高松コミュニティ放送株式会社（愛称：FM815）は、香川県高松市を中心にサービスを提供するコミュニティFM局です。1996年の開局以来、地域の情報を発信し、地元住民に密接に寄り添った番組編成を行っています。

歴史と経緯

この放送局は、穴吹工務店の出資により設立され、1996年4月1日に放送を開始しました。地域の防災の役割を担うことを目的として2005年に高松シティエフエムを吸収合併。その後、2009年には経営破綻した穴吹工務店からトライグループに株式が譲渡され、2010年から新たな体制のもとで運営が行われています。

2018年には山陽放送と業務提携を結び、2022年12月時点でRSKホールディングスが55.3%の議決権を保有することになりました。

放送内容

FM815では、毎日24時間の放送を行っており、地域のニュースや音楽番組、自主制作番組など多彩なコンテンツを提供しています。特に「Action!!815」や「みくせんpresents!Re:Action!! 815」といった人気番組は、リスナーから高い支持を受けています。

地域に根ざす情報発信を行う場として、災害時の情報提供や地域イベントの中継も行っています。特に、自然災害時には迅速に情報を収集し、必要な対策や支援情報を発信することを約束しています。

放送技術とインフラ

送信所は香川県高松市に位置し、周波数は81.5MHz、出力は20Wです。また、先進的なインターネットラジオの導入も行い、リスナーに便利なサービスを提供しています。過去にはNTT西日本香川支店の協力を得て、RealAudio形式のインターネットラジオも実施していました。

自主制作番組とコラボレーション

FM815では、多くの自主制作番組が放送されており、リスナーのニーズに応えるべく多彩なジャンルを取り揃えています。地域内の他の放送局とも連携し、共同制作された帯番組も存在します。金融危機などの影響で一時的に番組改編が行われることもありましたが、地域の声に応えるため努力しています。

また、FM815ではイベントの中継や公開生放送を実施しており、昔から地域の祭りや行事に参加し、放送局自体が地域の一部となることを目指しています。イベントに合わせた特別な番組や企画も行われることで、地域の活性化にも寄与しています。

未来への展望

これからもエフエム高松は、地域コミュニティの活性化に向けて新たな取り組みを展開していく予定です。地域の情報発信の場としての役割を果たし続け、リスナーとの繋がりを深める活動に注力していくことでしょう。地域住民に寄り添ったサービスを提供し、次世代のリスナーに向けた放送局として成長していく姿勢を持ち続けます。

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