エリック・ウッド

エリック・ウッドは、1986年3月18日にオハイオ州シンシナティで生まれました。彼は元アメリカンフットボール選手で、NFLのバッファロー・ビルズでセンターとして活躍しました。

プロ入りまで

高校時代はタイトエンドとしてプレーを始め、2年生の時にはタックルとして全15試合に先発出場しました。大学進学を前に、Rivals.comとScout.comからは2つ星の評価を受けました。彼はトップランクのオフェンシブラインマンとは評価されませんでしたが、ルイビル大学、ボーリング・グリーン州立大学、オハイオ大学、シンシナティ大学、インディアナ大学、コロンビア大学からオファーを受け、最終的にルイビル大学へ進学しました。

大学初年度はレッドシャツとして過ごしました。2005年には全12試合にセンターとして先発出場し、Rivals.com、スポーティングニュース、カレッジフットボールニュースからフレッシュマンのオールアメリカンに選ばれました。また、学業でもビッグ・イースト・カンファレンスで表彰されました。2006年と2007年も全試合に先発出場し、2007年にはQBブライアン・ブロームに率いられたオフェンスは、全米6位の1試合あたり488.0ヤードを獲得しました。2006年から2008年まで3年連続でビッグ・イースト・カンファレンスのオールチームに選ばれています。4年間で49試合連続でセンターとして先発出場しましたが、これはトラビス・レフューの51試合に次ぐ大学歴代2位の記録です。

2009年のNFLドラフトでは、アレックス・マックと共にカレッジベストのセンターの一人と評価されました。ピッツバーグ・スティーラーズの往年のセンター、マイク・ウェブスターとも比較されました。ドラフト前のスカウト・コンバインでは、ベンチプレスを30回こなしています。

バッファロー・ビルズ

2009年のNFLドラフトでは、1巡21位で指名されたマックに続いて、1巡28位でバッファロー・ビルズに指名されました。ドラフト1巡でセンターが2人指名されたのは、1983年にデイブ・リミントンとドン・モスバーが指名されて以来のことでした。

ビルズでは右ガードとしてキャリアを開始しました。トレーニングキャンプ開始前には契約がまとまらず、同年7月28日にチームと5年契約を結びました。契約金額は1,200万ドル以上と報じられました。右ガードとして先発の座を手にし、センターのジェフ・ハンガートナー、左ガードのアンディ・レビツリーらとユニットを組みました。第11週のジャクソンビル・ジャガーズ戦の第4Qにモンタビアス・スタンリーに足を踏まれて、脛骨、腓骨を複雑骨折し、ジャクソンビルの病院で手術を受けました。11月24日には故障者リスト入りし、シーズンを終えました。

2010年10月21日のシンシナティ・ベンガルズ戦で左足を痛めました。この年、足首の怪我のため、ピッツバーグ・スティーラーズ戦、ミネソタ・バイキングス戦の2試合に欠場しました。

2011年、ハンガートナーとの争いに勝ち、センターのポジションを手に入れました。ガードにはレビツリーとクレイグ・アービックが入りました。オフェンスライン及びQBライアン・フィッツパトリック、RBフレッド・ジャクソンに率いられたオフェンスは復活を果たしましたが、第9週に負傷し、シーズンを終えました。この年、彼は対峙した守備選手にQBサックを許していませんでした。

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