エリック・ヤング (プロレスラー)

エリック・ヤング：波瀾万丈なプロレス人生

エリック・ヤング（本名：ジェレミー・フリッツ）は、1979年12月15日生まれ、カナダ・オンタリオ州フローレンス出身のプロレスラーです。1998年にプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせ、数々の団体を渡り歩き、個性的なキャラクターと卓越した技術でファンを魅了してきました。

キャリア初期

エリック・ヤングは、1998年にワルドー・フォン・エリックが主宰するトレーニングセンターでプロレスの基礎を学びました。その後、スコット・ダモールが運営するBCW（Border City Wrestling）を拠点に活動し、着実に実力をつけていきました。2003年にはWWEに参戦する機会を得ましたが、短期間でTNA（現インパクト・レスリング）へと移籍しました。

TNA/インパクト・レスリングでの活躍

TNAでは、チーム・カナダの一員として活躍し、NWA世界タッグ王座を獲得するなど、初期から存在感を示しました。その後、コミカルなキャラクターやスーパーヒーローギミックなどを経て、X-Division王座、TNA世界タッグ王座、TNAレジェンズ王座など、数々のタイトルを獲得しました。また、ODBとの恋愛ストーリーやタッグチーム結成など、話題性のある展開でもファンを沸かせました。2014年にはTNA世界ヘビー級王座も獲得し、キャリアの頂点を迎えました。

しかし、その後はGFWとの団体抗争戦で裏切り者となるなど、ヒールとしての側面を強めました。2016年にTNAを退団。

WWE/NXTでの活躍

2016年、エリック・ヤングはWWEの傘下団体であるNXTに参戦。アレクサンダー・ウルフ、ソーヤー・フルトン、ニッキー・クロスと共にヒールユニット、サニティー（SAnitY）を結成し、圧倒的な存在感を示しました。NXTタッグ王座も獲得し、NXTのトップユニットとして君臨しました。

2018年にはSmackDown Liveに昇格。しかし、WWEでは目立った活躍をすることはできず、2020年にWWEを退団しました。

インパクト・レスリングへの復帰

2020年、エリック・ヤングはインパクト・レスリングに復帰。復帰後は、再びトップレスラーとしての地位を確立し、インパクト世界王座を2度獲得するなど、活躍を続けています。

得意技

ショーストッパー：ウィールバロー・スープレックス
エッジ・オブ・サニティー：ウィールバロー・ネックブリーカー
スパイク・パイルドライバー
フィギュアフォー・レッグロック
ダイビング・エルボードロップ

タイトル歴

エリック・ヤングは、そのキャリアの中で数多くのタイトルを獲得しています。

インパクト世界王座：2回
TNA X-Division王座：1回
TNA世界タッグ王座：2回
NWA世界タッグ王座：2回
TNAレジェンズ王座/グローバル王座/TV王座/キング・オブ・ザ・マウンテン王座：3回
TNAビア・ドリンキング王座：1回
TNAノックアウトタッグ王座：1回
WWE NXTタッグ王座：1回
FWEヘビー級王座：1回

まとめ

エリック・ヤングは、その長いキャリアの中で、様々なキャラクターを演じ、数々のタイトルを獲得してきた実力派プロレスラーです。ユーモラスなキャラクターからシリアスなヒールまで、幅広い役をこなし、常にファンを魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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