エルシーブイ

エルシーブイ株式会社 (LCV Corporation)

概要

エルシーブイ株式会社、略称LCVは長野県の諏訪地域や辰野地区をサービスエリアとするケーブルテレビ局です。もともとはレイクシティケーブルビジョンという名称で設立され、ケーブルテレビの放送に加え、インターネットサービス「LCV-Net」や、2007年より始めたコミュニティFM放送「エルシーブイFM769」、さらにはケーブルプラス電話と多角的なサービスを展開しています。2009年には全株式が静岡県のケーブルテレビ会社であるTOKAIコミュニケーションズに譲渡され、同社の傘下となりました。

LCVの影響を受けた地域には岡谷市、辰野町、茅野市、原村があり、いずれも拠点を持っています。主にケーブルテレビとインターネットのサービスを利用するユーザー向けに、地域に密着した情報発信なども行っています。

サービスエリア

LCVのサービスが提供される地域は、長野県の岡谷市、諏訪市、茅野市、塩尻市の北小野地区、さらに諏訪郡下諏訪町、富士見町、原村、上伊那郡辰野町、北佐久郡立科町の白樺湖畔、山梨県北杜市の白州町大武川と広範囲にわたります。

主な放送チャンネル

LCVが提供する放送には、地上アナログとデジタルがあり、地上デジタル放送はJC-HITSを使用しており、パススルー方式で受信可能です。アナログ放送は2015年3月31日に終了したため、現在はデジタル放送が中心です。また、LCV-TVでは地域のイベントや情報を発信する自主制作番組も多数放送しています。

自主制作番組

LCVニュースや地域祭りを特集した番組、スポーツやグルメに関する情報を扱う番組など、多様なコンテンツを提供しており、視聴者が地元の出来事に触れられるよう努めています。特別番組では、地域の文化行事やイベントの中継も行っており、視覚的な情報を通じて地域密着型の放送局としての役割を果たしています。

エルシーブイFM769

エルシーブイFM769は、日本全国で206番目に開局された地域コミュニティFMで、主に防災情報や地域の話題を中心にしたプログラムを提供しています。特に大雨災害などの教訓を踏まえた放送内容が特徴で、平日は終夜放送を行い、日曜の深夜には放送を休止しています。インターネットによるサイマル[[放送]]が可能で、多端末から地域の音声情報にアクセスできるのも利点です。

影響と今後の展望

長野県内のケーブルテレビ事業者として、LCVはデジタル化や地域密着型サービスの拡大に挑戦しています。また、視聴者のニーズに応えた柔軟な対応が求められる時代にあって、そうした要望に応じた内容をさらに強化する必要があります。長野県という地域特性を生かした情報発信や、地域コミュニティとの連携をより深め、さらなるサービスの充実を目指しています。

もう一度検索