エンドレス・コミュニケーションズ

株式会社エンドレス・コミュニケーションズ：音楽と映像のエンターテインメント企業

株式会社エンドレス・コミュニケーションズは、東京都渋谷区に本社を置く、芸能プロダクション、テレビ番組制作会社、ミュージックビデオ制作会社、そして広告代理店としての顔を持つ多角的な企業です。

企業概要と関連会社

株式会社プロシードと深い関係を持ち、その関連会社として位置づけられています。代表取締役会長には、株式会社バーニングパブリッシャーズの常務取締役を務める樋口紀男氏、取締役にはプロシードの代表取締役である石川宏明氏が名を連ねています。この強力なバックボーンと経営陣が、同社の安定的な成長を支えています。

設立と成長：音楽シーンへの貢献

1999年、スノーボードブランド「kissmark」のCMキャスティングとタイアップ楽曲制作からその歴史は始まりました。当時、キャスティングされた小柳ゆきさんはこの楽曲でブレイクを果たし、エンドレス・コミュニケーションズの名を世に知らしめました。その後も、Loud-03やkazamiといったアーティストを起用し、話題となるCMを次々と制作しました。これらの経験を基に、樋口紀男氏、石川宏明氏、増保良児氏、そして中山徹氏（有限会社YARD代表取締役）によって、2000年4月、株式会社エンドレス・コミュニケーションズが設立されました。

設立当初より、音楽出版、原盤制作、そして何よりもアーティストやクリエイターの発掘・育成に力を注ぎました。国内外問わず、才能ある人材を発掘し、育成することで、日本の音楽シーンに貢献してきました。さらに、TV番組やCM、ミュージックビデオといった映像制作にも積極的に取り組み、マルチメディア時代のエンターテインメント企業として進化を遂げてきました。

音楽番組制作とアーティストプロモーション

2000年10月にスタートした「流派」シリーズは、HIPHOP、R&B、レゲエといったアンダーグラウンドミュージックシーンに焦点を当てた番組として大きな成功を収めました。この番組を通じて、三木道三さんなど数々のアーティストがブレイクを果たしました。また、2003年には着メロコンテンツビジネスの急成長に乗り、ZEEBRAやDOUBLEといったアーティストを起用したCM制作などにも取り組んでいます。

2008年には、加藤ミリヤさん、田中ロウマさん、青山テルマさんといったアーティストのオフィシャルウェブサイト制作に着手しました。「流派-R」で培ったHIPHOP、R&B、レゲエといった音楽ジャンルのノウハウを活かし、各アーティストの個性を反映したウェブサイトを制作。Web上でのプロモーションにも積極的に取り組むことで、アーティストの活動を多角的にサポートしました。

所属アーティストと制作実績

数多くのアーティストを育成、サポートしてきたエンドレス・コミュニケーションズ。田中ロウマさん、米光雄作さんなど、現在も所属するアーティストは多数存在します。過去には、kazami、Loud-03なども所属していました。

ミュージックビデオ制作では、青山テルマさん、加藤ミリヤさん、そして多くのHIPHOPアーティストの作品を手掛けています。制作番組も多岐に渡り、日本テレビの「歌スタ!!」、テレビ東京の番組、そして数多くの音楽番組などを制作、制作協力しています。これらの実績からも、同社の高い制作能力と業界における影響力の大きさが伺えます。

関連企業と今後の展望

Infinity Music Publishing、プロシード、YARDといった企業との連携も強みの一つです。これらの企業との協業により、より幅広いエンターテインメント事業を展開し、日本の音楽シーンを更に盛り上げていくことが期待されます。

株式会社エンドレス・コミュニケーションズは、音楽、映像、そしてデジタルメディアを駆使し、今後も日本のエンターテインメント業界において重要な役割を果たしていくことでしょう。

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