エンドレス・ワイヤー
『エンドレス・ワイヤー』（Endless Wire）は、ロックバンド、ザ・フーが2006年にリリースしたアルバムです。再結成後としては初のスタジオ・アルバムであり、前作『イッツ・ハード』から実に24年ぶりとなる待望の新作として発表されました。
アルバムの制作当初の仮タイトルは『WHO 2』とされていました。レコーディングには、当時のレギュラー・ドラマーであったザック・スターキーが参加していますが、彼はザ・フーと並行してオアシスのツアーにも参加していたため多忙を極めていました。そのため、本作では1曲のみの参加となり、大半の楽曲のドラムスはピーター・ハンティントンが担当しています。
アルバムの後半には、ピート・タウンゼントの小説『The Boy Who Heard Music』のストーリーを基にしたロック・オペラ、『ワイヤー&グラス〜ミニ・オペラ』が収録されています。この小説は後に舞台化され、2007年7月13日から15日にかけてヴァッサー大学で上演されました。
ヨーロッパやアジアなどで発売された初回限定盤は、2006年7月27日にフランスのリヨン郊外のヴィエンヌで行われた公演を収録したライブ・アルバム『ライヴ・アット・リヨン』がボーナス・ディスクとして追加された2枚組仕様となっています。
本作からのシングルカットとしてリリースされた「イッツ・ノット・イナフ」は、アメリカの『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートで37位を記録しました。
特記がない限り、作詞・作曲はピート・タウンゼントによるものです。
1. フラグメンツ - "Fragments" (Pete Townshend, Lawrence Ball)
2. パープル・ドレスの男 - "A Man in a Purple Dress"
3. マイク・ポストのテーマ - "Mike Post Theme"
4. イン・ジ・イーサー - "In the Ether"
5. ブラック・ウィドウズ・アイ - "Black Widow's Eyes"
6. 2000年 - "Two Thousand Years"
7. ゴッド・スピークス・オブ・マーティ・ロビンス - "God Speaks of Marty Robbins"
8. イッツ・ノット・イナフ - "It's Not Enough" (P. Townshend, Rachel Fuller)
9. ユー・スタンド・バイ・ミー - "You Stand by Me"
10. ワイヤー&グラス〜ミニ・オペラ
サウンド・ラウンド - "Sound Round"
ピック・アップ・ザ・ピース - "Pick Up the Peace"
アンホーリー・トリニティー - "Unholy Trinity"
トリルビーのピアノ - "Trilby's Piano"
エンドレス・ワイヤー - "Endless Wire"
フラグメンツ・オブ・フラグメンツ - "Fragments of Fragments" (P. Townshend, L. Ball)
ウィ・ガット・ア・ヒット - "We Got a Hit"
ゼイ・メイド・マイ・ドリーム・カム・トゥルー - "They Made My Dream Come True"
ミラー・ドア - "Mirror Door"
ティー&シアター - "Tea & Theatre"
11. ボーナス・トラック
ウィ・ガット・ア・ヒット(EXTENDED VERSION) - "We Got a Hit" (extended version)
エンドレス・ワイヤー(EXTENDED VERSION) - "Endless Wire" (extended version)
12. ザ・フー・ライヴ・アット・リヨン
シーカー - "The Seeker"
フー・アー・ユー - "Who Are You"
マイク・ポストのテーマ - "Mike Post Theme"
奴らに伝えろ! - "Relay"
グレイハウンド・ガール - "Greyhound Girl"
ネイキッド・アイ - "Naked Eye"
無法の世界 - "Won't Get Fooled Again"
ジャケットには明記されていないが、「オールド・レッド・ワイン」とのメドレーとして演奏された。
ロジャー・ダルトリー - ボーカル
ピート・タウンゼント - ギター、ボーカル、ベース、マンドリン、バンジョー、プログラミング、ドラムス、ヴァイオリン、ヴィオラ、ストリングス・アレンジ
ピノ・パラディーノ - ベース (on 10, 11, 14, 16, 17, 18, 21)
ザック・スターキー - ドラムス (on 5)
ジョン・"ラビット"・バンドリック - ハモンドオルガン (on 10, 11, 18)
サイモン・タウンゼント - バッキング・ボーカル (on 10, 11, 14, 20, 21)
ローレンス・ボール - エレクトロニック (on 1, 15)
ピーター・ハンティントン - ドラムス (on 8, 10, 11, 14, 16, 17, 18, 20, 21)
スチュアート・ロス - ベース (on 8)
ジョリオン・ディクソン - アコースティック・[[ギター]] (on 8)
レイチェル・フラー - キーボード (on 8)、オーケストレーション・スーパーヴァイザー (on 13)
ビリー・ニコルズ - バッキング・ボーカル (on 10, 11, 14, 20, 21)
ギル・モーリー - ヴァイオリン (on 13)
ブライアン・ライト - ヴァイオリン (on 13)
エレン・ブレア - ヴィオラ (on 13)
ヴィッキー・マシューズ - チェロ (on 13)
『ライヴ・アット・リヨン』は、上記6人（ロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼント、ピノ・パラディーノ、ザック・スターキー、ジョン・"ラビット"・バンドリック、サイモン・タウンゼント）による演奏です。
制作背景
アルバムの制作当初の仮タイトルは『WHO 2』とされていました。レコーディングには、当時のレギュラー・ドラマーであったザック・スターキーが参加していますが、彼はザ・フーと並行してオアシスのツアーにも参加していたため多忙を極めていました。そのため、本作では1曲のみの参加となり、大半の楽曲のドラムスはピーター・ハンティントンが担当しています。
ロック・オペラ『ワイヤー&グラス〜ミニ・オペラ』
アルバムの後半には、ピート・タウンゼントの小説『The Boy Who Heard Music』のストーリーを基にしたロック・オペラ、『ワイヤー&グラス〜ミニ・オペラ』が収録されています。この小説は後に舞台化され、2007年7月13日から15日にかけてヴァッサー大学で上演されました。
初回限定盤
ヨーロッパやアジアなどで発売された初回限定盤は、2006年7月27日にフランスのリヨン郊外のヴィエンヌで行われた公演を収録したライブ・アルバム『ライヴ・アット・リヨン』がボーナス・ディスクとして追加された2枚組仕様となっています。
シングル
本作からのシングルカットとしてリリースされた「イッツ・ノット・イナフ」は、アメリカの『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートで37位を記録しました。
収録曲
特記がない限り、作詞・作曲はピート・タウンゼントによるものです。
1. フラグメンツ - "Fragments" (Pete Townshend, Lawrence Ball)
2. パープル・ドレスの男 - "A Man in a Purple Dress"
3. マイク・ポストのテーマ - "Mike Post Theme"
4. イン・ジ・イーサー - "In the Ether"
5. ブラック・ウィドウズ・アイ - "Black Widow's Eyes"
6. 2000年 - "Two Thousand Years"
7. ゴッド・スピークス・オブ・マーティ・ロビンス - "God Speaks of Marty Robbins"
8. イッツ・ノット・イナフ - "It's Not Enough" (P. Townshend, Rachel Fuller)
9. ユー・スタンド・バイ・ミー - "You Stand by Me"
10. ワイヤー&グラス〜ミニ・オペラ
サウンド・ラウンド - "Sound Round"
ピック・アップ・ザ・ピース - "Pick Up the Peace"
アンホーリー・トリニティー - "Unholy Trinity"
トリルビーのピアノ - "Trilby's Piano"
エンドレス・ワイヤー - "Endless Wire"
フラグメンツ・オブ・フラグメンツ - "Fragments of Fragments" (P. Townshend, L. Ball)
ウィ・ガット・ア・ヒット - "We Got a Hit"
ゼイ・メイド・マイ・ドリーム・カム・トゥルー - "They Made My Dream Come True"
ミラー・ドア - "Mirror Door"
ティー&シアター - "Tea & Theatre"
11. ボーナス・トラック
ウィ・ガット・ア・ヒット(EXTENDED VERSION) - "We Got a Hit" (extended version)
エンドレス・ワイヤー(EXTENDED VERSION) - "Endless Wire" (extended version)
12. ザ・フー・ライヴ・アット・リヨン
シーカー - "The Seeker"
フー・アー・ユー - "Who Are You"
マイク・ポストのテーマ - "Mike Post Theme"
奴らに伝えろ! - "Relay"
グレイハウンド・ガール - "Greyhound Girl"
ネイキッド・アイ - "Naked Eye"
無法の世界 - "Won't Get Fooled Again"
ジャケットには明記されていないが、「オールド・レッド・ワイン」とのメドレーとして演奏された。
参加ミュージシャン
ロジャー・ダルトリー - ボーカル
ピート・タウンゼント - ギター、ボーカル、ベース、マンドリン、バンジョー、プログラミング、ドラムス、ヴァイオリン、ヴィオラ、ストリングス・アレンジ
ピノ・パラディーノ - ベース (on 10, 11, 14, 16, 17, 18, 21)
ザック・スターキー - ドラムス (on 5)
ジョン・"ラビット"・バンドリック - ハモンドオルガン (on 10, 11, 18)
サイモン・タウンゼント - バッキング・ボーカル (on 10, 11, 14, 20, 21)
ローレンス・ボール - エレクトロニック (on 1, 15)
ピーター・ハンティントン - ドラムス (on 8, 10, 11, 14, 16, 17, 18, 20, 21)
スチュアート・ロス - ベース (on 8)
ジョリオン・ディクソン - アコースティック・[[ギター]] (on 8)
レイチェル・フラー - キーボード (on 8)、オーケストレーション・スーパーヴァイザー (on 13)
ビリー・ニコルズ - バッキング・ボーカル (on 10, 11, 14, 20, 21)
ギル・モーリー - ヴァイオリン (on 13)
ブライアン・ライト - ヴァイオリン (on 13)
エレン・ブレア - ヴィオラ (on 13)
ヴィッキー・マシューズ - チェロ (on 13)
『ライヴ・アット・リヨン』は、上記6人（ロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼント、ピノ・パラディーノ、ザック・スターキー、ジョン・"ラビット"・バンドリック、サイモン・タウンゼント）による演奏です。
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