オークプリオタワーレジデンス

オークプリオタワーは、大阪府大阪市港区に位置する超高層ビルであり、弁天町駅周辺の再開発エリア、旧称「大阪リゾートシティ（ORC）」の一角を占めています。この再開発地区は複数の街区に分かれており、オークプリオタワーが建つのは「4番街」です。周辺には「1番街」に位置するOSAKA BAY TOWERメインタワー（旧「ORC200」）、そしてクロスタワー大阪ベイなど、高さ200メートル級の超高層ビルが数多く立ち並んでいます。

竣工時、オークプリオタワーは約5年間、日本一高い超高層マンションでした。その後、埼玉県川口市にエルザタワー55が完成し、その記録は塗り替えられました。しかし、西日本一の高さは2003年12月にシティタワー大阪が竣工するまで維持されていました。

このタワーは、弁天町駅周辺の再開発計画の一環として建設されました。当初、弁天町駅一帯はORC200として一体的に再開発されることが決定し、その一部としてオークプリオタワーの建設が始まりました。大和銀行、住友信託銀行、三菱信託銀行、三井信託銀行が建築主となり、1988年3月に工事が開始、1993年2月に竣工、同年3月にオープンしました。建設は竹中工務店、清水建設、奥村組による共同企業体（ジョイントベンチャー）が担当しました。

施設構成としては、2階から7階がオフィスや店舗として利用されています。一方、8階から50階は居住用のマンションとなっています。オフィスや店舗とマンションでは、エントランスが分けられており、オフィスや店舗用のエントランスは2階に、マンションの居住者用のエントランスは1階に設けられています。

建物の構造は、地上50階、地下2階となっており、敷地面積は3万123平方メートル、総戸数は353戸、高さは167.4メートルです。

建築主は大和銀行、住友信託銀行、三菱信託銀行、三井信託銀行であり、施工は竹中工務店、清水建設、奥村組JVが担当しました。

交通アクセスとしては、Osaka Metro中央線と大阪環状線が乗り入れる弁天町駅が最寄り駅です。

入居機関としては、アテナ、アクアプロ、ウィル賃貸保証、セイウ株式会社、大阪港厚生年金基金、大阪市住宅供給公社、大阪商工会議所、協和エンジニアリング、恵命堂、ケーエムコーポレーション、しのびや、大和設計、ディアイスクエア、ディーバイシー、ナカムラエアーエクスプレス、ナカムラロジスティクス、中間貯蔵・環境安全事業、ワンズウェイ、フジトランスコーポレーション、大樹生命保険などが名を連ねています。

関連事項としては、ORC200、超高層マンション、大阪府の超高層建築物・構築物の一覧などが挙げられます。

外部リンクとしては、ORC200-OSAKA RESORT CITY-とオークプリオタワーレジデンス オーク4番街があります。

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