オーストラリア大陸縦断!激闘3000キロ ウルトラストロングゲーム

オーストラリア大陸縦断!激闘3000キロ ウルトラストロングゲーム

『オーストラリア大陸縦断!激闘3000キロ ウルトラストロングゲーム』は、2005年3月30日に日本テレビで放送された特別番組です。人気グループ嵐が、オーストラリアを舞台に様々なゲームに挑戦する姿を追った、大規模な海外ロケ番組として話題を呼びました。

概要

結成6年目を迎えた嵐にとって、初の海外大規模ロケとなった本番組。メンバー5人がそれぞれリーダーとなり、タレントやアスリートと共にチームを組み、オーストラリア大陸を縦断しながら様々なゲームに挑戦し、優勝賞金1000万円を目指します。

各チームは、シドニー、ゴールドコースト、グレートバリアリーフ、ケアンズといったオーストラリアの主要都市や観光地を巡り、各地でユニークなゲームに挑みます。ゲームの結果に応じて鍵を獲得し、最終的に最も多くの鍵を獲得したチームが優勝となります。ただし、各ステージで最下位となったチームには、過酷な移動手段を強いられるなどの罰ゲームが課せられます。

出演者

ゲームマスター

岡田眞澄

番組ナビゲーター（進行）

ラルフ鈴木（日本テレビアナウンサー）

罰ゲーム案内人

デンジャラス

各チームのメンバー

チーム大野：大野智、笠松昭宏（シドニー五輪 体操日本代表）、田中雅美（シドニー五輪 メドレーリレー銀メダリスト）、ゆりん
チーム櫻井：櫻井翔、武田修宏（サッカー元日本代表）、岩崎恭子（バルセロナ五輪 平泳ぎ金メダリスト）、すほうれいこ
チーム相葉：相葉雅紀、山野井智広（50m自由形日本記録保持者）、大竹奈美（女子サッカー アトランタ五輪代表）、三田真央
チーム二宮：二宮和也、河口正史（NFLに最も近づいた日本人）、伊藤良恵（ソフトボール2大会メダル保持者）、橋本愛実
チーム松本：松本潤、小川直也（元NWA世界ヘビー級王者）、山本美憂（女子レスリング元世界チャンピオン）、サエコ

ゲーム内容と結果

番組では、各ステージで様々なゲームが繰り広げられました。以下に、主なゲーム内容と結果をまとめます。

1st STAGE（シドニー）：フォート インポッシブル

リレー形式で4つのゲームに挑戦し、剣を獲得。宝箱にある4つの穴に剣を入れ、当たりに入れることができればクリア。

結果：チーム櫻井、チーム大野、チーム相葉、チーム二宮がクリア。チーム松本が失敗し、罰ゲームとして次の目的地まで路線バスで徹夜移動。

2nd STAGE（ゴールドコースト）：ストロングビーチフラッグ

海岸でのリレー形式ビーチフラッグス。全長350m。

結果：1位チーム二宮、2位チーム松本、3位チーム櫻井、4位チーム大野、最下位チーム相葉。チーム相葉は、次の目的地までスカイダイビングで移動する罰ゲーム。

3rd STAGE（グレートバリアリーフ）：アクアラビリンス

海中に沈められた巨大迷路を泳いで進み、宝箱の鍵を入手するタイムレース。

結果：1位チーム大野、2位チーム相葉、3位チーム二宮、4位チーム櫻井、5位チーム松本。チーム松本は、最終目的地までサルベージ船と徒歩、サトウキビの運搬列車で移動する過酷な罰ゲーム。

FINAL STAGE（ケアンズ）：スプラッシュボンバー

ワイヤーで滑空後、水上に浮かぶ不安定な足場を渡りゴールを目指す。他のチームはバレーボールで妨害。

結果：チーム相葉、チーム松本が+2本、チーム二宮が+1本、チーム櫻井が+3本、チーム大野が+2本を獲得。

最終結果

同点優勝：チーム大野・チーム櫻井（6本）
同率3位：チーム相葉・チーム二宮・チーム松本（4本）

チーム大野とチーム櫻井には、賞金1000万円分の金貨が贈られました。

備考

嵐がグループとして海外ロケを行うのは、現時点ではこの番組のみです。そのため、メンバーにとっても非常に印象深い番組の一つとなっており、インタビューなどでも度々話題に上がります。また、番組後、嵐が多忙になり長期の海外ロケが難しい状況が続いたため、メンバーは「いつかまたやりたい」と語っています。

同じチーム櫻井のメンバーである櫻井翔と武田修宏は、この番組後も交流を深めており、嵐の番組に出演する際には必ず櫻井について語っています。櫻井本人は番組上では突き放していますが、実際は友好的な関係を築いています。

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