カゴヤ・ジャパン

カゴヤ・ジャパン株式会社

カゴヤ・ジャパン株式会社は、京都府京都市中京区に本社を置くアプリケーションサービスプロバイダ（ASP）です。現在の主要な事業として、データセンターの運営やホスティングサービスの提供、クラウドサービスの開発・運用などを手がけています。法人・個人を問わず、幅広い顧客層にインターネット関連サービスを提供しています。

沿革

同社の起源は非常にユニークです。その歴史は、今から約一世紀前の1926年1月に、茶摘籠の販売店として事業を始めたことに遡ります。時代の変遷と共に事業内容を変化させ、1965年10月にはLPガス供給事業を開始しました。LPガス事業で基盤を築いた後、1983年9月には株式会社カゴヤガス設備を設立し法人化しています。

インターネットの普及に伴い、同社は新たな事業分野へと進出します。1998年12月には、株式会社カゴヤガス設備の一部門として、インターネットサービスプロバイダ（ISP）サービスの提供を開始。さらに、2000年1月にはオンラインショップの構築を支援するサイトサービスの提供を開始し、IT関連事業を拡大しました。2001年3月には、ベリサインとドメインレジストリに関するパートナー契約を締結するなど、事業の専門性を深めていきます。

事業の主軸がIT分野へと移る中で、2002年11月には社名を株式会社カゴヤガス設備からカゴヤ・ジャパン株式会社へ変更し、現在の社名となりました。ITインフラ事業への投資を本格化させ、2006年4月には京都府の関西文化学術研究都市内に自社データセンターを完成。翌5月からはデータセンター運営事業を本格的に開始しました。

事業規模の拡大に伴い、拠点を増やしていきます。2008年10月には大阪市北区に大阪営業所を開設。2009年4月には京都市中京区に本社を移転しています。さらに、首都圏での事業展開を強化するため、2010年6月には東京都中央区に東京営業所を開設しました。2012年4月には情報技術開発株式会社との間で資本業務提携契約を締結し、資本金を2億2300万円に増資しています。データセンター事業のさらなる強化として、2014年6月には関西文化学術研究都市のデータセンター内に新棟を開設するなど、インフラ設備の増強を継続しています。

事業内容

カゴヤ・ジャパン株式会社は、多岐にわたるインターネット関連サービスを提供しています。主な事業内容は以下の通りです。

データセンター事業: 高品質な設備とセキュリティを備えたデータセンター「KAGOYA DC+」を運用し、サーバーハウジングやデータ保管などのサービスを提供しています。
ホスティングサービス/ISP事業: 専用サーバーサービス「KAGOYA専用サーバー」やインターネット接続サービス「KAGOYA Internet Routing」など、安定したネットワークとサーバー環境を提供しています。
クラウドサービス事業: 柔軟で拡張性の高いクラウドプラットフォーム「KAGOYA FLEX」をはじめとするクラウド関連サービスを提供し、顧客の多様なニーズに対応しています。
その他: 上記以外にも、ドメイン取得・管理、SSL証明書、セキュリティサービスなど、インターネットに関する幅広いサービスを展開しています。

事業所

本社: 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町85-1 烏丸ビル8F
大阪営業所: 大阪府大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル5F
東京営業所: 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング37F

資格・許可

事業を遂行する上で、以下の資格や許可を取得しています。

ISO27001（ISMS）認証（認証登録番号：IS515800）
プライバシーマーク（認定番号 20000842(02)号）
一般第二種通信事業者
JPNIC IPアドレス管理指定事業者
JPRS指定事業者

加盟団体

業界の発展や連携に貢献するため、以下の団体に加盟しています。

日本インターネットプロバイダー協会
テレコムサービス協会
オンラインショップマスターズクラブ
京都コンピューターシステム事業共同組合
京都府情報産業協会
京都商工会議所
* 京都レンタルサーバー協会

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