カッター・クロフォード

カッター・マーティン・クロフォード（Kutter Martin Crawford）は、1996年4月1日生まれのアメリカ合衆国フロリダ州出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打。現在はMLBのボストン・レッドソックスに所属しています。

従兄弟にもジョナソン・クロフォードというプロ野球選手（投手）がいます。

経歴

2017年のMLBドラフトで、ボストン・レッドソックスから16巡目（全体491位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。プロ入り後は、A-級ローウェル・スピナーズでデビューを果たし、1試合に先発登板しました。

2018年には、A級グリーンビル・ドライブとA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、2球団合計で27試合に先発。7勝7敗、防御率3.26、157奪三振という成績を記録しました。

2019年は、A+級セイラムとAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、2球団合計で19試合に先発登板。5勝8敗、防御率3.57、100奪三振を記録しましたが、シーズン終了後にトミー・ジョン手術を受けています。

2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦での登板機会はありませんでした。

2021年には、AA級ポートランドとAAA級ウースター・レッドソックスでプレーし、2球団合計で20試合（うち先発19試合）に登板。6勝6敗、防御率4.28、131奪三振を記録。同年9月5日には、ニック・ピベッタとダニー・サンタナの新型コロナウイルス感染による離脱を受け、特例措置でメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りを果たしました。同日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビューを飾るも、2回5失点と打ち込まれ、敗戦投手となりました。翌9月6日にはマイナー契約でAAA級ウースターへ配属。この年はメジャーでの登板はこの1試合のみでした。オフの11月19日には、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りしています。

選手としての特徴

クロフォードの持ち味は、最速97mph（約156.1km/h）を計測する速球です。2019年のトミー・ジョン手術を経て、球速は年々増加傾向にあります。また、カーブ、カッター、チェンジアップなど、多彩な変化球も駆使します。

年度別投手成績

（2024年度シーズン終了時）

年度別守備成績

（2024年度シーズン終了時）

背番号

79（2021年）
50（2022年 - ）

外部リンク

MLB 選手の通算成績と情報
Kutter Crawford stats MiLB.com （英語）
* Kutter Crawford (@krawdaddy_1) - Instagram

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