カルチュア・エンタテインメント

カルチュア・エンタテインメント株式会社

カルチュア・エンタテインメント株式会社（Culture Entertainment Co., Ltd.）は、日本におけるエンターテインメント及びライフスタイル分野のコンテンツを企画し制作する企業です。映像、出版、音楽など多岐にわたる事業を展開し、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）の持分法適用会社として機能しています。

1988年に設立されたカルチュア・パブリッシャーズの後身であり、2014年12月にカルチュア・コンビニエンス・クラブから分割されて新たに設立されました。以降、様々な企業や団体との連携を強め、エンターテインメントの発展に寄与しています。特に日本映像ソフト協会に協賛会員として参加し、業界の広がりに貢献しています。

沿革

カルチュア・エンタテインメントは、過去数年にわたり多くの重要なマイルストーンを達成しています。例えば、2015年には初めて「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」を開催し、クリエイター支援のプラットフォームを提供しました。また、同年には株式会社美術出版社の民事再生スポンサーとなり、関連事業を引き継ぎました。

2017年には株式会社徳間書店を子会社化し、映像作品や出版物を通じてのメディア展開を強化。2018年には渋谷ガーデンタワーから目黒セントラルスクエアに移転し、エンターテインメント事業の基盤をさらに拡充しました。その後、音楽事業やイベント制作を通じて新たなビジネスチャンスを模索しています。

映像事業

カルチュア・エンタテインメントは、映像事業においては国内外の作品に力を入れています。海外映像作品の権利を取得し、国内での販売や制作に取り組んでいます。主な子会社には、カルチュア・パブリッシャーズやPLAN Kエンタテインメントがあります。これにより、特に韓国ドラマや映画に強いネットワークを持ち、コンテンツの輸出入を活発化させています。

音楽事業

音楽関連事業では、音楽イベント「ツタロックフェス」や「Rolling Stone Japan LIVE」の企画を手掛けており、多数のアーティストのマネジメントも行っています。音楽だけでなく、映像制作やライブイベント等、多方面にわたってエンターテインメントを展開しています。

出版事業

出版事業においては、徳間書店や主婦の友社といった有名出版社を傘下に持ち、多様なジャンルの書籍を手掛けています。また、Webtoonの制作・流通を行う株式会社SZ Mediaを設立し、デジタルコンテンツ市場への参入も果たしています。

メディア事業

メディア事業にも力を入れ、デジタルメディアや雑誌、イベントの制作・運営を行っています。このように、カルチュア・エンタテインメントは、エンターテインメントとライフスタイルに関連した多角的なサービスを提供し、新たな文化の創出に貢献しているのです。

未来への展望

カルチュア・エンタテインメントは、今後も持株会社体制への移行や新たな企業との提携を通じ、さらなる事業拡大を目指しています。2024年には持株会社体制への移行により、より効率的な事業運営が期待されています。また、コンテンツ制作の強化と新しいアイデアの実現に向けて日々挑戦を続けています。

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