カンポサント

カンポサント（イタリア、エミリア＝ロマーニャ州）

カンポサントは、イタリア共和国エミリア＝ロマーニャ州モデナ県に位置するコムーネ（基礎自治体）であり、人口は約3,300人です。

名称

この地は地元の方言で以下のように呼ばれています。

エミリア・ロマーニャ語モデナ方言: Campsànt
エミリア・ロマーニャ語ミランドラ方言: Campsènt

イタリア語のCamposantoは文字通りには「聖なる野」と訳されますが、一般的には「墓地」を意味する言葉として使われます。この土地の元々の名前であるラテン語のCampus Sanctusは、かつてこの地を領有していたフェラーラのサンティ家に由来すると考えられています。

地理

位置・広がり

カンポサントはモデナ県の北東部に位置し、県都モデナから北東へ約23km、ミランドラから東南東へ約12km、フェラーラからは西南西へ約38kmの距離にあります。ボローニャ県との県境をなすパーナロ川の左岸（北岸）に沿って、東西に細長く広がっています。

隣接コムーネ

カンポサントに隣接するコムーネは以下の通りです（BOはボローニャ県所属）。

北: サン・フェリーチェ・スル・パーナロ
東: フィナーレ・エミーリア
南: クレヴァルコーレ (BO)
南西: ラヴァリーノ、ボンポルト
西: サン・プロスペロ
北西: メドッラ

気候分類・地震分類

カンポサントは、イタリアの気候分類では zona E に分類され、度日は 2197 GG です。また、地震リスク階級では zona 3 (sismicità bassa) に分類されており、地震のリスクが低い地域とされています。

行政

分離集落

カンポサントには、以下の分離集落（フラツィオーネ）があります。

Bosco, Bottegone, Cabianca, Cadecoppi, Ghirone, Gorzano, Passo, Passovecchio, Sant'Anna, Tre Case

歴史

1743年2月8日には、オーストリア継承戦争の一部としてカンポサントの戦いがこの地で繰り広げられました。また、2012年5月20日には、この町の付近を震源とするイタリア北部地震が発生し、地域に被害をもたらしました。

行政

カンポサントは、モデナ県北部の他の自治体と共に、モデナ北部自治体連合に参加しています。この自治体連合は2003年に結成され、本部はメドッラに置かれています。

交通

鉄道

ボローニャ＝ヴェローナ線
カンポサント駅

外部リンク

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