カーネルジョン

カーネルジョン（Colonel John）は、アメリカ合衆国で生産された競走馬であり、種牡馬としても活躍しました。日本では「コロネルジョン」と表記されることもあります。

競走馬時代

カーネルジョンは、2007年8月にデルマー競馬場でデビューし、2着となりました。2戦目で初勝利を挙げると、続くリステッド競走のリアルクワイエットステークスも制し、連勝を飾りました。キャッシュコールフューチュリティでは1番人気に支持されましたが、2着に敗れました。

3歳となった2008年は、シャムステークスを優勝し、サンタアニタダービーでG1競走初制覇を果たしました。ケンタッキーダービーでは6着に終わりましたが、その後、トラヴァーズステークスでマンボインシアトルとの接戦を制し、G1競走2勝目を挙げました。秋にはブリーダーズカップ・クラシックに出走しましたが、勝利を飾ることはできませんでした。2009年は熱発によりサンタアニタハンデキャップを回避しましたが、復帰戦のウィッカーステークスで勝利を挙げました。その後、パシフィッククラシックステークスやグッドウッドステークスに出走し、ブリーダーズカップ・クラシックでは5着という結果で競走馬としてのキャリアを終えました。

主な競走成績

2007年：リアルクワイエットステークス（リステッド競走）
2008年：シャムステークス
2008年：サンタアニタダービー (G1)
2008年：トラヴァーズステークス (G1)
2009年：ウィッカーステークス（ブラックタイプ競走）

BT：ブラックタイプ競走

種牡馬時代

2010年から、カーネルジョンは生まれ故郷であるウインスターファームで種牡馬としての活動を開始しました。アメリカで6年間供用された後、2016年に韓国へ輸出され、済州島の済州スタッドファームで繋養されました。2024年の種付けシーズン終了後、ウインスターファームに買い戻され、アメリカへ帰国しました。

主な産駒

ラコロネル（La Coronel）：クイーンエリザベス2世チャレンジカップステークスなど

血統表

（血統表は省略）

脚注

（脚注は省略）

外部リンク

* 競走馬成績と情報：netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

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