カーメロ・ヘイズ

クリスチャン・ブリガム（Christian Brigham）は、1994年8月1日生まれ、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ウースター出身のプロレスラーであり、現在はWWEにカーメロ・ヘイズ（Carmelo Hayes）のリングネームで所属しています。

インペデント・サーキットでの活躍

2014年4月12日、ブライアン・フューリーの指導の下、カオティック・レスリングでプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。デビュー戦ではマイキー・ウェブに敗れたものの、その後、プライド・オブ・ニューイングランド・トーナメント・フォー・トゥモローで優勝を果たし、その才能を開花させました。2016年3月17日には、カオティック・レスリング・ニュー・イングランド・チャンピオンシップで勝利し、初のタイトルを獲得。さらに、2018年3月16日には、トリピ・リシャスとのタッグでカオティック・レスリング・タッグチーム王座を手にするなど、インディーシーンで着実に実績を重ねました。

2019年3月29日には、カオティック・レスリング・ヘビー級王座を獲得し、シングルプレイヤーとしての地位を確立。2020年12月19日には、バケーション・カップで優勝するなど、その勢いは止まることを知りませんでした。

WWEでの躍進

2021年2月12日、ブリガムはWWEとの契約を結び、WWEパフォーマンスセンターに入所。同年6月1日、カーメロ・ヘイズというリングネームでWWEデビューを飾りました。デビュー戦ではWWEクルーザー級王座をかけてKUSHIDAに挑戦しましたが、惜しくも敗北。その後、アダム・コールとの対戦でも敗れましたが、7月に開催されたNXTブレイクアウト・トーナメントで、ジョシュ・ブリッグス、デューク・ハドソン、オデッセイ・ジョーンズといった強豪を次々と撃破し、見事優勝を果たしました。9月14日には、同じくデビューしたばかりのトリック・ウィリアムズとチームを結成し、タッグ戦線でも活躍を見せ始めました。

10月12日、ヘイズはアイザイア "スワープ" スコットとのブレイクアウト・トーナメント契約を賭けた試合に勝利し、NXT北米王座を獲得。11月23日には、ジョニー・ガルガノ、ピート・ダンとのトリプルスレットマッチでタイトルを防衛することに成功しました。試合後には、ヘイズ、トニー・ディアンジェロ、ブロン・ブレイカー、グレイソン・ウォーラーが、ガルガノ、ダン、トマソ・チャンパ、LAナイトと乱闘を繰り広げ、12月5日のNXTウォーゲームズでの対戦が決定しました。2022年1月4日のニューイヤーズ・イビルでは、NXTクルーザー級王者ロデリック・ストロングとの王座統一戦に勝利し、NXT北米王座とクルーザー級王座を同時に保持することになりました。その後、クルーザー級王座は廃止され、ヘイズが最後の王者としてその名を刻みました。2月15日には、リベンジ・デイでピート・ダンを相手に王座を防衛。3月1日には、キャメロン・グライムスを相手にタイトルを保持しましたが、4月2日のスタンド・アンド・デリバーでの5ウェイラダーマッチで、ウォーラー、グライムス、サントス・エスコバー、ソロ・シコアに敗れ、王座から陥落しました。

6月4日のイン・ユア・ハウスで、グライムスを破り北米選手権を奪還。その後、ディアンジェロ、グレイソン・ウォーラー、ジョヴァンニ・ヴィンチ、リコシェといった強豪を次々と撃破し、王座を防衛しましたが、9月13日にシコアに敗れ、王座を失いました。10月22日のハロウィン・ハボックでは、ラダーマッチで北米王座奪還に失敗。11月22日には、新チャンピオンのウェス・リーに挑戦しましたが、敗北を喫しました。12月10日のデッドラインで開催された第1回アイアン・サバイバー・チャレンジでは、ウォーラーが優勝。その後、アポロ・クルーズとの抗争を開始し、2023年2月6日のベンジェンス・デイで、ツー・スリー・フォールド・マッチでクルーズに勝利しました。ヘイズとウィリアムズは、NXT王座のブレイカーがグレイソン・ウォーラーに勝利した後、ヘイズが姿を現し、今後の展開を示唆しました。

得意技

メロ・ドント・ミス：トップロープからのアクス・キック
スリングボード・レッグ・ドロップ

タイトル歴

NXT王座：1回
NXT北米王座：2回
NXTクルーザー級王座：1回
NXTブレイクアウト・トーナメント優勝
カオス・レスリング・ヘビー級王座：2回
カオス・レスリング・ニューイングランド王座：1回
* カオス・レスリング・タッグチーム王座：1回（w /トリピ・リシャス）

カーメロ・ヘイズは、その卓越した運動能力とスター性で、今後のWWEを担うであろう若手レスラーの一人として注目されています。

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