トマソ・チャンパ

トマソ・チャンパ：栄光への軌跡を辿る

トマソ・チャンパ（本名：トマソ・ホイットニー）は、1985年5月8日生まれ、アメリカ・マサチューセッツ州ボストン出身のプロレスラーです。キラー・コワルスキーに師事し、2005年にプロレスラーとしてデビュー。現在はWWEのNXTに所属し、その卓越した技術とカリスマ性で多くのファンを魅了しています。

インディー団体からWWEへ

デビュー後、チャンパは数々のインディー団体を転戦し、経験を積みました。2005年には、モハメド・ハッサンの弁護士役としてWWEスマックダウンに登場。2006年にはWWEのダークマッチに出場するなど、着実にWWE入団への道を歩んでいきました。2007年にWWEと契約し、傘下団体であるOVWに送られ、ドクター・トーマスのリングネームで活動。その後、マスクマンのプロディジーにギミックチェンジしますが、程なくWWEから解雇されます。

ROHでの活躍

2011年、チャンパはROH（リング・オブ・オーナー）に参戦し、その実力をいかんなく発揮します。2013年にはROH世界TV王座を獲得するなど、ROHの中心選手として活躍しました。

WWE復帰と#DIY結成

2015年にROHを退団後、WWEのトライアウトを受け、NXTに数回参戦。2016年4月にWWEと再契約を果たし、NXT所属となりました。同年、WWE主催のCWC（クルーザー級・クラシック）に出場。1回戦でジョニー・ガルガノと対戦し敗退。しかし、この試合がきっかけとなり、ガルガノとのタッグチーム#DIY（Do It Yourself）を結成。

NXTタッグ王座獲得

2016年11月19日、Takeover Torontoにて、#DIYはNXTタッグ王座を保持するザ・リバイバル（ダッシュ・ワイルダー & スコット・ドーソン）に3本勝負で挑戦。激闘の末、見事勝利し、NXTタッグ王座を奪取しました。

NXT王座戴冠

2018年7月18日、NXTの収録において、NXT王座選手権試合で王者のアリスター・ブラックと対戦。試合中にジョニー・ガルガノの乱入がありましたが、その隙を突き、ブラックにフェアリーテイル・エンディングを浴びせ、NXT王座を奪取しました。

得意技

ウィロウズ・ベル：ロープを利用したDDT。
フェアリーテール・エンディング：リバース・フルネルソンの体勢から相手の顔面をマットに叩きつける技。
ネックブリーカー・カッター：相手の首を固定してダイヤモンド・カッターのように落とす技。
バックオーバー：ブリッジしながら相手の腕を極める腕挫手固。
フジワラ・アームバー
プロジェクト・チャンパ：変型バックブリーカー。
シシリアン・ストレッチ：ロシアン・レッグ・スウィープからのグラウンド・オクトパス・ホールド。
ケルティック・クロス：尻餅をつくようにして、背中に担いだ相手の頭部をマットに叩きつける。

タイトル歴

WWE
NXT王座：2回
NXTタッグ王座：1回（w / ジョニー・ガルガノ）
WWEタッグチーム王座 : 2回（w / ジョニー・ガルガノ）
ROH
ROH世界TV王座：1回
CW
CWヘビー級王座
CWニューイングランド王座
MWF
MWF TV王座
UPW
UPWヘビー級王座
XWA
* XWAヘビー級王座

トマソ・チャンパは、その高いプロレススキルと観客を惹きつけるカリスマ性で、これからもプロレス界を盛り上げてくれることでしょう。

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