ガラスの花 (高田みづえの曲)

シングル「ガラスの花」について

高田みづえの17枚目のシングル「ガラスの花」は、1982年9月10日にリリースされました。この曲は前作「愛の終りに」から約6か月後に発表された作品で、同年に発売された高田のシングルはこの曲と前作の2曲のみという珍しい状況でした。

「ガラスの花」は、オリコンチャートで累計売上が10万枚を記録した成功を収めた楽曲です。音楽だけでなく、高田自身のキャリアにおいても重要な位置を占める一曲となりました。また、この曲は1982年12月31日に放送された『第33回NHK紅白歌合戦』に出演し、高田が歌う姿が多くの視聴者の記憶に残りました。高田にとっては、紅白歌合戦の出場は3年連続5回目であり、その存在感をさらに際立たせる機会となりました。

このシングルの特徴として、サビ部分のバック・コーラスを担当したのが、作詞・作曲者でもある谷村新司です。彼の独特の声が楽曲に深みを与えており、多くのファンに愛される理由の一つとなっています。高田みづえの柔らかな歌声と谷村新司のバックコーラスが絶妙にハーモニーを生み出し、聴く者の心に響く感動を与えました。

「ガラスの花」は、アルバム『ガラスの花/愛の終りに』にも収録されており、作品全体を通じて高田の魅力が引き立つ一枚となっています。アルバムでの楽曲の並びやテーマも、聴き手を惹きつける要素が満載です。

また、谷村新司は1984年にリリースしたアルバム『抱擁-SATIN ROSE-』の中で、この「ガラスの花」を自身の手でセルフカバーしています。彼の解釈による新たな「ガラスの花」を聴くことができるのも、ファンにとっては嬉しい体験でしょう。

収録曲情報

• - ガラスの花（3分22秒）
• - ドミノ（3分45秒）

両楽曲は作詞・作曲を谷村新司が担当し、編曲には梅垣達志が関与しています。このように、「ガラスの花」は高田みづえの音楽キャリアの中で特別な意味を持つと同時に、リスナーに深い感動を与える名曲として、今もなお色あせることのない存在です。

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