ガリシア社会主義者党

ガリシア社会主義者党（PSdeG-PSOE）

ガリシア社会主義者党（Partido dos Socialistas de Galicia、PSdeG-PSOE）は、スペイン社会労働党（PSOE）のガリシア自治州における支部政党組織です。ガリシア語ではPartido dos Socialistas de Galiciaと表記され、PSdeGまたはPSdeG-PSOEと略されます。

政治思想と党勢

政治思想は、ガリシア主義と社会民主主義を基調としています。地域主義と社会正義の実現を目指す、中道左派の政党と言えるでしょう。

現在の党勢（2012年6月時点）は以下の通りです。

自治体議員：981議席
ガリシア4県県議会議員：計34議席（ア・コルーニャ県：9、ルーゴ県：11、オウレンセ県：8、ポンテベドラ県：6）
スペイン国会下院議席：6議席（ア・コルーニャ県：2、ルーゴ県：1、オウレンセ県：1、ポンテベドラ県：2）
スペイン国会上院議席：4議席（各県1議席）
ガリシア7都市のうち、ビーゴ、オウレンセ、ルーゴの首長職をガリシア民族主義ブロック（BNG）との連立によって確保

歴史

書記長職は、1998年から2009年3月4日までエミリオ・ペレス・トウリーニョが務めていました。彼は2001年から同党のガリシア自治州政府首相候補となっていました。

2005年の自治州選挙では、PSdeGは25議席を獲得し、1990年以来過半数を制し州政府与党であったガリシア国民党（PPdeG）は過半数を失いました。PSdeGはガリシア民族主義ブロックと合意に至り、トウリーニョを首班とする連立政権が誕生しました（2005年7月）。

しかし、4年後の2009年の選挙では、国民党が過半数の議席を得て政権を奪還し、PSdeGは政権を手放すこととなりました。

エミリオ・ペレス・トウリーニョは敗北の責任をとって書記長職を辞任し、2009年3月4日、副書記長のリカルド・バレーラ・サンチェスが書記長代行に就任、4月25日の特別党大会まで党のかじ取りをとることとなりました。

2009年4月25日の特別党大会では、新書記長選出について、同党オウレンセ支部の書記長パチ・バスケスの名が取りざたされ、最終的にマヌエル・”パチ”・バスケスが90％の賛成票で書記長に選出されました。

青年組織

ガリシア社会主義者党の青年組織は、Xuventudes Socialistas de Galicia（XSG）です。若者の政治参加を促進し、党の理念を広める活動を行っています。

関連項目

スペイン社会労働党

外部リンク

Web do PSdeG-PSOE
Web das Xuventudes Socialistas de Galicia

もう一度検索