キャッフィー

キャッフィーは、2008年に滋賀県で開催された第21回全国スポーツ・レクリエーション祭『スポレク滋賀2008』のマスコットキャラクターです。琵琶湖に生息するビワコオオナマズをモチーフにしており、その親しみやすいデザインで多くの人々に愛されています。名前は、ナマズの英名である『キャットフィッシュ』に由来します。

本記事では、キャッフィーに加え、同じくビワコオオナマズをモチーフとし、2025年に滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のマスコットである「チャッフィー」についても解説します。

プロフィール

キャッフィーは2007年4月27日に誕生しました。性別は不明ですが、自分のことを「ぼく」と呼びます。出身地は琵琶湖の竹生島付近。

性格はチャレンジ精神が旺盛で、何事にも一生懸命。子ども好きで、人を楽しませることが大好きです。しかし、のんびり屋でなまけ者な一面もあり、陸上では疲れやすく、目を離すとすぐに昼寝をしてしまいます。場の空気を読むのが苦手で、好きなスポーツはサッカーやエアロビクス。見た目によらず運動神経が良く、トランポリンもこなしますが、頭でっかちなせいか走るとよく転びます。好きな食べ物はエビで、得意技はエアロビの師匠から伝授されたキャッフィーターン。

キャッフィーが着ているタンクトップの『S』は、滋賀県とスポーツの頭文字を表しています。胸に「キャッフィー」と書かれたタンクトップを着たバージョンも存在します。ファッションには気を遣う方で、様々なシチュエーションに応じたコスチュームを着こなしますが、メタボリックな体型のため、全てがオーダーメイドです。時には口紅などのメイクを施すこともあります。出かけると必ず晴れる『晴れナマズ』という噂もあります。

着ぐるみはバルーンタイプで、複数体が存在します。スポレク滋賀2008の開会式では10体のキャッフィーが同時に登場しましたが、全部で14体の兄弟がいるそうです。年間約60回もイベントに参加するため、色あせが目立ち、目や足の生地が剥がれ、膨らみもなくなってきたことから、2020年には体を新しくするための資金を集めるクラウドファンディングを実施。当初の目標金額80万円を越え、100万円以上が集まりました。寄付金は着ぐるみや雨でも活動できる合羽の製造、国スポ・障スポ大会の広報費に充てられました。

『スポレク滋賀2008』終了後は、『平成21年度全国高校総合体育大会（2009近畿まほろば総体）』において、滋賀県で開催されるボート、アーチェリー競技を盛り上げるためのPR活動を行いました。

2009年3月4日には、滋賀県のイメージキャラクターに任命され、先輩であるうぉーたんと共に、滋賀県と滋賀県のスポーツ振興のPRを担当することになりました。

2017年 6月13日には、チャッフィーと共に第79回国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(2024わたSHIGA輝く国スポ・障スポ)のマスコットキャラクターに就任しました。

チャッフィー

チャッフィーは、2025年に滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会のマスコットです。2017年 6月13日に、滋賀県の広報・県民運動専門委員会において正式に決定されました。キャッフィーと同様にビワコオオナマズをモチーフにしたマスコットで、キャッフィーの2つ下の幼なじみという設定です。デザインは、埼玉県狭山市のデザイナーによる応募作品で、キャッフィーが青色なのに対し、チャッフィーは赤色を使用しています。名前には、人の心をキャッチするという意味が込められています。

当初、チャッフィーのデザインにはスカートが使用されていましたが、スポーツにそぐわないという理由からズボンに変更されました。また、当初は女の子の設定でしたが、性別の設定はなくなりました。

出演番組

うぉーたん&キャッフィーのShigaはっぴいライフ - びわ湖放送にて2009年 10月20日より火曜日18:55～19:00に不定期で放送されていました。

キャッフィー