キャプテン渡辺

キャプテン渡辺について

キャプテン渡辺（本名：渡辺 峰人）は、1975年生まれの日本のお笑いタレントで、静岡県静岡市出身です。身長182cm、血液型はA型で、現在はソニー・ミュージックアーティスツ（SMA NEET Project）に所属しています。彼は「特攻の開き直り漫談」というキャッチコピーで知られており、特に競馬関連の仕事で多くのファンに支持されています。

略歴

渡辺は高校卒業後、一時期プロレスラーを目指し、UWFインターナショナルに練習生として入団しましたが、途中で退団。その後、お笑いの道を志し、放送芸術学院に入学。ジャック豆山とのコンビ「こんにゃくモンロー」を結成しましたが、早々に解散。その後、豆山と松本リンスらと共に「バカラ」というお笑いグループを作りますが、再び脱退します。

28歳でミュージカル劇団に入団したものの、30歳の時にお笑いの世界に戻ることを決意し、グループ名を「キラッキラーズ」に変えて活動しましたが、2010年に解散。ただし、トリオ時代は「じゃない方芸人」と呼ばれる存在でした。

渡辺は『R-1ぐらんぷり2010』で準決勝に進出し、2011年には決勝進出を果たしました。2012年にも決勝に進みましたが、スランプに陥り、競馬関連の仕事へとシフトしました。『ウイニング競馬』にレギュラーとして出演するようになり、競馬タレントとしての知名度が高まりました。芸名「キャプテン渡辺」は、「バカラ」のリーダー的存在から派生したもので、2009年に改名しています。

ネタ・芸風

彼の代表的なスタイルは漫談で、特に「クズ漫談」「あるある漫談」が人気です。パチンコ店の顧客にまつわるネタや、さまざまなキャラクターに扮することで知られています。稀にパチンコ機「海物語」のキャラクターに扮することもあり、視覚的にも楽しませるスタイルが特徴です。彼は、キャリアの中でラップネタ「キャプラップ」や創作落語にも挑戦しています。

エピソード

彼は、ライブ「7ピンLIVE」を定期的に開催し、新ネタを披露しています。同じく同い年のかんちゃまと月に一度のトークライブ「ゴッドとブッダ」を開催しており、仲の良い関係を築いています。2011年の『オンバト+』では、ネタを急に忘れてしまうという珍事も体験しましたが、オンエアは成功を収めました。

ギャンブルを趣味としており、競馬やパチンコ、麻雀など幅広く楽しんでいます。実際、彼はこの趣味を活かしてテレビ番組やイベントなどで活動の場を増やし、競馬場のイメージキャラクターに就任するなど、多才な一面を見せています。

食に関しては偏食があり、特に練り製品や辛いものが苦手ですが、アイスクリームは大好きです。差し入れには特にカステラやクッキーを好んでおり、ライブ前の差し入れ不足に時折不満を漏らすこともあります。母の初めての馬券予想が放送された際には撃沈するなど、さまざまなエピソードを持っています。彼の実家は美容室を営んでおり、兄が後を継いでいます。

渡辺の活躍は多岐にわたり、競馬番組やお笑いライブでの彼の姿は、多くの人々に愛されています。

もう一度検索