キングブリザード

キングブリザード

キングブリザードは、日本の青森県五所川原市に活動拠点を置く社会人野球のクラブチームです。日本における社会人野球を統括する日本野球連盟に加盟し、競技活動を行っています。

創設と初期の歩み

チームの歴史は、1999年に青森県北津軽郡金木町（現在の五所川原市の一部）において始まりました。当時、同地域で活動していた軟式野球チームが、硬式野球への転換を決意し、新たに「金木ブリザード」として設立されたのがその起源です。創設と同時に日本野球連盟に加盟し、社会人硬式野球クラブチームとしての活動をスタートさせました。

名称変更の経緯

チームは設立以来、何度かの名称変更を経験しています。特に注目されるのは、2002年の出来事です。この年、地元で建設業を営み、政治活動等でも全国的に知られていた羽柴誠三秀吉氏がチームのスポンサーとなり、これに伴いチーム名称は「羽柴ファイターズ」へと改められました。羽柴氏の支援を受けたチームは、翌2003年には、クラブチーム日本一を決定する全日本クラブ野球選手権大会に初出場を果たしました。これはチームにとって歴史的な一歩となりましたが、残念ながら初戦で敗退という結果に終わりました。羽柴氏による支援は2年間で終了し、2004年には再びチーム名を「金木BLIZZARD」に戻して活動を継続することとなりました。

本拠地の変更とさらなる名称変更

2005年には、チームの本拠地であった金木町が周辺市町村と合併し、新たに五所川原市となりました。これにより、チームの本拠地も形式上、五所川原市へと移りました。

その後もチームは名称変更を重ねます。2010年3月26日付けで、チーム名は「キングブリザード鶴田」に改称されました。そして翌年、2011年3月4日付けで、現在の名称である「キングブリザード」に改称され、今日に至っています。

主要大会への出場

キングブリザード（前身を含む）が主要な全国大会である全日本クラブ野球選手権大会に出場したのは、これまでに1回です。これは前述の通り、チーム名が「羽柴ファイターズ」であった2003年に記録されたものです。

チームは、設立当初の金木町から、市町村合併を経て現在の五所川原市に本拠地を置き、名称も変遷させながら、地域に根差したクラブチームとして活動を続けています。

沿革概要

• - 1999年：青森県北津軽郡金木町に「金木ブリザード」として設立、日本野球連盟に加盟。
• - 2002年：「羽柴ファイターズ」に改称。
• - 2003年：全日本クラブ野球選手権大会に初出場。
• - 2004年：「金木BLIZZARD」に改称。
• - 2005年：市町村合併により、本拠地が金木町から五所川原市となる。
• - 2010年：チーム名を「キングブリザード鶴田」に改称。
• - 2011年：チーム名を現在の「キングブリザード」に改称。

関連情報

社会人野球チーム一覧などが関連項目として挙げられます。

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