クイントン・マクラッケン

クイントン・アントイン・マクラッケンは、1970年8月16日にアメリカ合衆国ノースカロライナ州で生まれました。右投両打の外野手として、1990年代後半から2000年代にかけてMLBで活躍しました。

1992年のMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから25巡目で指名を受けプロ入り。1995年9月17日にメジャーデビューを果たします。翌1996年からは、主に第4の外野手としてメジャーに定着しました。

1997年オフには、エクスパンションドラフトによってタンパベイ・デビルレイズ（現レイズ）へ移籍。この移籍が、マクラッケンのキャリアにおいて大きな転機となります。彼は、レイズの球団史上において、最初に打席に立った選手として記録されています。

その後は、メジャー4球団と独立リーグであるアトランティックリーグのブリッジポート・ブルーフィッシュを渡り歩き、2007年に現役を引退しました。MLBでは、ロッキーズ、デビルレイズの他に、ミネソタ・ツインズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスでプレーしました。

引退後は、ダイヤモンドバックス、ヒューストン・アストロズ、マイアミ・マーリンズでフロントとして球団運営に携わりました。2019年には、タンパベイ・レイズ傘下のAAA級チームであるダーラム・ブルズで三塁コーチを務め、指導者としての経験も積んでいます。

マクラッケンのプレースタイルは、俊足を生かした堅実な守備と、強肩かつ正確な送球が特徴でした。打撃においては、内野手の間を抜けるようなヒットが多く、積極的な走塁で常に次の塁を狙う姿勢が評価されていました。

MLBでの背番号は、3、8、6、9、4、30を着用。球団によって様々な番号を背負いました。

選手としてのキャリアを終えた後も、フロントやコーチとして野球界に貢献し続けているクイントン・マクラッケン。彼の名は、レイズの歴史に永遠に刻まれています。

年度別打撃成績
(省略)

外部リンク
MLB公式サイト - クイントン・マクラッケンの成績
ESPN - クイントン・マクラッケンの情報
* Baseball-Reference - クイントン・マクラッケンの成績

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