クイーン・ロックス

『クイーン・ロックス』は、1997年にイギリスのロックバンド、クイーンによってリリースされたアルバムです。このアルバムは、タイトルが示す通り、クイーンの楽曲の中でも特にロック色の強い楽曲を集めたベストアルバムとなっています。

アルバムには、クイーン名義の新曲として「ノー・ワン・バット・ユー」が収録されている点が特徴です。この楽曲は、アルバムリリース時に大きな注目を集めました。

選曲は、クイーンのメンバー自身によって行われました。メンバーが厳選した楽曲は、クイーンの幅広い音楽性の中でも、特にロックンロールの魂が強く感じられるものばかりです。ギタリストのブライアン・メイは、このアルバムを「ドライブに最も適している」と語っており、その選曲のクオリティの高さを裏付けています。

収録曲の中には、スタジオ盤とは異なるアレンジが施されている楽曲も含まれています。これにより、ファンは新たな発見や楽しみを味わうことができます。アルバム全体を通して、クイーンのパワフルな演奏と、フレディ・マーキュリーの圧倒的なボーカルを堪能できる内容となっています。

アルバムには、以下のメンバーが参加しています。

フレディ・マーキュリー：リードボーカル、バッキングボーカル、手拍子、足踏み、シンセサイザー、ピアノ、ハモンドオルガン（＃17以外）
ブライアン・メイ：リードボーカル（＃17）、ブリッジ部分のボーカル（＃3、10）、ファルセット等のボーカル（＃14）、バッキングボーカル、エレクトリックギター、アコースティックギター、手拍子、足踏み、キーボード、ピアノ、シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシン
ロジャー・テイラー：リードボーカル（＃13、17）、ブリッジ部分のボーカル（＃10）、バッキングボーカル、ドラムス、電子ドラム、パーカッション、タンブリン、カウベル、手拍子、足踏み、リズムギター & ベース（＃12）
ジョン・ディーコン：ベース（＃12）、手拍子、足踏み

また、外部ミュージシャンとして、デヴィッド・リチャーズがキーボード（＃5）で、フレッド・マンデルがシンセサイザー（＃6）で参加しています。

『クイーン・ロックス』は、クイーンのロックンロールの側面を凝縮した一枚として、ファンだけでなく、ロック音楽ファンにとっても魅力的なアルバムです。クイーンの音楽の魅力を再確認できる、まさに名盤と言えるでしょう。

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