クリス・スチュワート

クリストファー・デビッド・スチュワート（Christopher David Stewart, 1982年2月19日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州フォンタナ出身の元プロ野球選手。ポジションは捕手で、右投右打。愛称は「スチュー（Stew）」。

経歴

2001年のMLBドラフトでシカゴ・ホワイトソックスから12巡目（全体373位）で指名され、プロ入り。

ホワイトソックス時代

2005年にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため40人枠入り。2006年9月1日にメジャー初昇格を果たし、同月16日にメジャーデビュー。

レンジャーズ時代

2007年にテキサス・レンジャーズへ移籍。しかし、同年中にAAA級へ降格し、シーズンオフには40人枠を外れた。

ヤンキース時代 (1期)

2008年、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約。ホルヘ・ポサダの控えとしてメジャー昇格を果たすも、再び降格。その後、DFAとなりマイナー契約に切り替わった。

2009年、古巣ホワイトソックスとマイナー契約を結ぶが、すぐにヤンキースへトレードで復帰。この年もAAA級で過ごした。

パドレス時代

2009年オフにサンディエゴ・パドレスとマイナー契約。2010年にメジャー昇格を果たすも、わずか2試合の出場に終わり、シーズンオフにFAとなった。

ジャイアンツ時代

2011年、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。同年、正捕手の故障により昇格し、8月にはメジャー初本塁打を記録した。

ヤンキース時代 (2期)

2012年、再びヤンキースへ移籍。CC・サバシア先発時のパーソナル・キャッチャーとして起用されるなど、バックアップ捕手としてチームに貢献。守備面ではボールブロックの技術が評価された。

2013年には、自己最多となる109試合に出場し、正捕手として活躍した。

パイレーツ時代

2013年オフにピッツバーグ・パイレーツへ移籍。2014年は右膝の手術を受け故障者リスト入りするも、復帰後は打率.294と、それまでの自己最高を大きく更新した。2015年も控え捕手として打率.289をマークし、打撃での成長を見せた。

ブレーブス時代

2018年、アトランタ・ブレーブスと契約。シーズン中にDFAとなるなど、目立った活躍はできなかった。

ダイヤモンドバックス時代

2018年、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。シーズン終了後、FAとなった。

パドレス傘下時代 (引退)

2019年、再びパドレスとマイナー契約を結ぶも、同年7月に現役引退を発表した。

スチュワートは、堅実な守備に加え、2014年以降は打撃面でも大きく成長を見せた選手だった。

詳細情報

右投右打
捕手

背番号

39（2006年）
35（2007年）
38（2008年）
11（2010年）
37（2011年、2018年9月10日 - 同年終了）
19（2012年 - 2017年）
* 8（2018年 - 同年4月3日）

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