クリス・ブリットン

クリストファー・ダニエル・ブリットンは、1982年12月16日にアメリカ合衆国フロリダ州ハリウッドで生まれた元プロ野球選手です。右投右打の投手として、主にメジャーリーグ（MLB）で活躍しました。

プロ入りとオリオールズ時代

2001年のMLBドラフトで、ボルチモア・オリオールズから8巡目（全体233位）で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキー級での経験を経て、着実にステップアップ。

2003年には右肘の手術でシーズンを棒に振るも、2005年にはA+級で目覚ましい成績を収めました。46試合に救援登板し、6勝0敗6セーブ、防御率1.60という数字は、彼の才能を証明するものでした。

2006年4月には、タンパベイ・デビルレイズ戦で待望のメジャーデビューを果たします。一時降格も経験しましたが、すぐに再昇格し、中継ぎとしてチームに貢献。アメリカンリーグの新人としては4位となる52試合に登板し、0勝2敗1セーブ6ホールド、防御率3.35という成績は、メジャー1年目として十分なものでした。

ヤンキース時代

2006年11月には、ジャレット・ライトとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍。スコット・プロクターらと共にリリーフ陣の中心を担う存在として期待されましたが、2007年、2008年はいずれも出場機会に恵まれず、2008年12月にFAとなりました。

パドレス傘下時代と独立リーグ時代

2008年12月、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結びました。しかし、AAA級、AA級ともに成績が振るわず、2009年5月に自由契約となります。

その後は独立リーグであるアトランティックリーグのヨーク・レボリューション、アメリカン・アソシエーションのリンカーン・ソルトドッグス、ノース・アメリカン・リーグのユマ・スコーピオンズでプレーし、2011年シーズンをもって現役を引退しました。

選手としての特徴・人物

身長191cm、体重127kgという恵まれた体格から投げ込まれるボールは、観客を魅了しました。

年度別投手成績

(省略)

背番号

52（2006年）
56（2007年 - 同年途中）
39（2007年途中 - 同年終了）
38（2008年 - 同年途中）
47（2008年途中 - 同年途中）
63（2008年途中 - 同年終了）

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