クロスボーンズ (キャラクター)

クロスボーンズ（ブロック・ラムロウ）

クロスボーンズ、本名ブロック・ラムロウは、マーベルコミックに登場するスーパーヴィランであり、キャプテン・アメリカの代表的な敵役の一人です。冷酷な傭兵であり、テロリストとして、様々な事件に関与し、ヒーローたちを苦しめてきました。

発行履歴

クロスボーンズは、マーク・グルーンウォルドとキーロン・ドワイヤーによって創造され、『キャプテン・アメリカ』誌に初登場しました。当初はカメオ出演でしたが、後に本格的なヴィランとして活躍するようになります。また、一時的にサンダーボルツに所属したこともあります。

キャラクター経歴

ブロック・ラムロウは、若い頃から暴力的な性格で、犯罪組織を率いていました。タスクマスターの養成所で訓練を受け、戦闘スキルを磨き上げると、傭兵として活動を開始します。レッドスカルに才能を見出され、彼の右腕として「クロスボーンズ」のコードネームを与えられました。

クロスボーンズは、レッドスカルの命令で、様々な任務を遂行します。キャプテン・アメリカを陥れるための策略や、強力なアイテムの奪取など、その活動は多岐にわたります。

戦力

クロスボーンズは、高度な戦闘スキルを持つ熟練した戦闘員です。格闘術、射撃術、白兵戦術に長け、様々な武器を使いこなします。また、戦場での戦略立案能力にも優れています。タスクマスターの下で訓練を受けたことで、その能力はさらに向上しました。

クロスボーンズは、テリジェン・ミストに暴露されたことで、一時的にエネルギーを操る能力を得ましたが、その代償として顔に大きな傷跡が残りました。

他のバージョン

クロスボーンズは、様々な альтернативные реальности и媒体に登場しています。

ヒーローズ・リボーン: レッドスカルのパートナーとして登場
ハウス・オブ・M: マスターズ・オブ・イーヴィルのメンバーとして登場
オールドマン・ローガン: スーパーヒーロー抹殺に協力するヴィランとして登場
アルティメット・マーベル: ストリート・パンクとして登場

MCU版

マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）では、フランク・グリロがブロック・ラムロウ/クロスボーンズを演じています。

キャラクター像

MCU版のクロスボーンズは、S.H.I.E.L.D.の特殊部隊に潜伏するヒドラの構成員として登場しました。その後、テロリストとして暗躍し、キャプテン・アメリカと激しい戦いを繰り広げます。目的のためには手段を選ばない冷酷さを持っています。

能力

MCU版のクロスボーンズは、超人的な能力は持っていませんが、ヒドラとS.H.I.E.L.D.で培った戦闘スキルにより、様々な武器を使いこなし、キャプテン・アメリカとも互角に戦うことができます。ヘリキャリアの墜落に巻き込まれたことで、痛覚を失っています。

武装

特別作戦用戦闘服: S.H.I.E.L.D.のユニフォーム
クロスボーンズのボディアーマー: テロ活動時に着用する装甲服。ガントレットには打撃力を高める装置や刃が仕込まれている
銃火器: グロック19、SIG SAUER P226、ステアーAUG A3、M4A1など
テイザー・ロッド: 電磁警棒
タクティカルナイフ: 戦闘用ナイフ
M67破片手榴弾

描写

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー: S.H.I.E.L.D.の隊員として登場し、キャプテン・アメリカを襲撃する
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ: テロリストとして登場し、キャプテン・アメリカと戦い、自爆によって死亡する
アベンジャーズ/エンドゲーム|アベンジャーズ_エンドゲーム: 過去のニューヨーク決戦の時代に登場
ホワット・イフ...? 別世界のラムロウが登場

その他のメディア

クロスボーンズは、アニメ『アベンジャーズ・アッセンブル』や『アルティメット・スパイダーマン』にも登場しています。

脚注

注釈

参考

参考文献

『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6。 
『マーベル・スタジオ キャラクター事典』株式会社うさぎ出版、2020年。ISBN 978-4-418-19429-2。 

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