グリーンパワーインベストメント

グリーンパワーインベストメント株式会社

グリーンパワーインベストメント株式会社（Green Power Investment Corporation）は、風力発電と太陽光発電を主力とする再生可能エネルギー事業会社です。同社は、トーメン（現豊田通商）の常務執行役員であり、東京電力との合弁会社ユーラスエナジーホールディングスの創業者兼代表取締役会長であった堀俊夫氏を中心に、トーメンの社員によって設立されました。

設立と事業展開

2004年9月1日に設立された同社は、当初から風力発電と太陽光発電に注力。設立当初から、国内外で積極的に事業を展開し、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。2023年8月には、NTTアノードエナジーとJERAの合弁会社となり、新たな体制でさらなる成長を目指しています。

沿革

2004年9月1日 - 株式会社グリーンパワーインベストメント設立。
2006年11月 - 山梨県大月市にて大月ウィンドファームが運転を開始。
2007年
9月28日 - 島根県浜田市におけるウィンドファーム浜田の建設計画を発表。
9月 - ポーランドのウストカとスウプスクにて、合計出力240MWの風力発電所建設計画を開始。
2008年4月4日 - 欧州での開発を推進するため、オランダに総額200億円の風力事業開発投資ファンド・Green Power Development Fund Coöpeartief U.A.を設立。三菱商事、住友信託銀行、日本生命、日本政策投資銀行が出資。
2010年1月26日 - ウィンドファーム浜田の計画を修正。着工を2010年4月、完成を2011年12月とする目標を設定。
2011年7月26日 - ソフトバンクグループが10億円を出資し、同社株式の44％を取得。筆頭株主となる。
2013年6月10日 - 開発中のウインドファーム浜田に三井物産とSBエナジーが参画。完成時期を2015年に修正。
2015年2月14日 - ソフトバンクと三菱商事が保有していた株式をPattern Energy Group LPに売却。
2016年
2月 - 千葉県富津市にてグリーンパワー富津太陽光発電所が運転開始。
2月 - 島根県浜田市にてグリーンパワー金城太陽光発電所が運転開始。
6月 - 島根県浜田市にてウインドファーム浜田が運転開始。
2018年3月 - 高知県幡多郡大月町にて大洞山ウィンドファームが運転を開始。
2019年
8月 - 北海道電力と石狩湾洋上風力発電事業に関する連携協定を締結。
12月 - 東北電力とつがる洋上風力発電を含む風力発電事業3案件の協業に関する契約を締結。
2020年4月 - 青森県つがる市にてウィンドファームつがるが運転を開始。
2021年3月 - 東北電力がウィンドファームつがるへ出資。
2023年5月 - 岩手県遠野市と住田町にて住田遠野ウィンドファームが運転を開始。
2023年8月 - Pattern Energy Group LPからNTTアノードエナジー株式会社および株式会社JERAへ株主が変更。
2024年1月 - 北海道の石狩湾新港にて石狩湾新港洋上風力発電所の運転を開始。
2024年2月 - 青森県西津軽郡深浦町にてグリーンパワー深浦風力発電所が運転を開始。

関連企業

豊田通商
ユーラスエナジーホールディングス
三菱商事
日本政策投資銀行
三井物産

外部リンク

グリーンパワーインベストメント株式会社

もう一度検索