ケイレブ・スミス (野球)

ケイレブ・アンソニー・スミス（Caleb Anthony Smith, 1991年7月28日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ハンツビル出身のプロ野球選手。MLBのピッツバーグ・パイレーツ傘下所属の左投右打の投手です。

プロ入りとヤンキース時代

2013年のMLBドラフト14巡目（全体434位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。A-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー後、AA級トレントン・サンダーでもプレー。2球団合計で14試合に登板し、1勝2敗、防御率1.93、57奪三振という好成績を残しました。

2014年はA級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、27試合に先発登板。10勝9敗、防御率3.67、116奪三振を記録しました。

2015年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、2球団合計で26試合に登板。10勝7敗、防御率3.47、96奪三振を記録しました。

2016年はAA級トレントンで27試合に登板し、3勝5敗3セーブ、防御率3.96、70奪三振を記録しました。

2016年12月8日、ルール・ファイブ・ドラフトでミルウォーキー・ブルワーズから指名を受けた後、トレードでシカゴ・カブスへ移籍。しかし、2017年3月28日にウェイバー公示されたため、ルール・ファイブ・ドラフトの規約によりヤンキースに復帰しました。

2017年シーズンはAA級トレントンで開幕を迎え、AAA級スクラントン・ウィルクスバリを経て、7月16日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。翌17日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビューを果たしましたが、3回を2失点で敗戦投手となりました。この年、メジャーでは9試合に登板し、0勝1敗、防御率7.71、18奪三振を記録しました。

マーリンズ時代

2017年11月20日にマイケル・キング及びインターナショナル・ボーナス・プールとのトレードで、ギャレット・クーパーと共にマイアミ・マーリンズへ移籍しました。

2018年は16試合に先発登板し、5勝6敗、防御率4.19、88奪三振を記録しました。

2019年は6月に一時戦線離脱したものの、ほぼ先発ローテーションを守り抜き、10勝11敗、防御率4.52、168奪三振を記録。自身初の二桁勝利を達成しました。

ダイヤモンドバックス時代

2020年8月31日にスターリング・マルテとのトレードで、ウンベルト・メヒア、後日発表選手と共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍しました。

投球スタイル

ケイレブ・スミスは、フォーシームを中心に、スライダー、チェンジアップを交えて組み立てる投球スタイルが特徴です。これらの球種を駆使し、打者を打ち取ります。

背番号は41（2017年）、31（2018年 - 2021年）をつけていました。

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