ケイレブ・ファーガソン

ケイレブ・ポール・ファーガソン（Caleb Paul Ferguson）

プロフィール

ケイレブ・ポール・ファーガソンは、1996年7月2日生まれのアメリカ合衆国オハイオ州コロンバス出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投右打。現在はMLBのピッツバーグ・パイレーツに所属しています。

経歴

プロ入りとドジャース時代

2014年のMLBドラフトで、ロサンゼルス・ドジャースから38巡目（全体1149位）で指名され、プロ入りを果たしました。当初はウエストバージニア大学への進学も検討していましたが、ドジャース入団を決意。しかし、ドラフト前にトミー・ジョン手術を受けていたため、1年目はリハビリに専念しました。

2015年、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー。14試合に登板し、0勝3敗1セーブという成績でした。

2016年は、ルーキー級アリゾナリーグ・ドジャース、ルーキー級オグデン・ラプターズ、A級グレートレイクス・ルーンズと、3つの階級でプレー。合計14試合に登板し、3勝4敗、防御率2.31、63奪三振を記録し、着実にステップアップしました。

2017年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスで25試合に登板し、9勝4敗、防御率2.87、140奪三振と好成績を収めました。

2018年にはAA級タルサ・ドリラーズで開幕を迎え、AAA級オクラホマシティ・ドジャースを経て、6月6日にメジャー契約を結び、ついにメジャーデビュー。同日のピッツバーグ・パイレーツ戦で先発登板を果たしましたが、1.2回で4失点という結果に終わりました。その後、一度降格しますが、すぐに再昇格。スウィングマンとして、先発やロングリリーフなど様々な役割をこなしました。この年、メジャーでは29試合に登板し、7勝2敗2セーブ、防御率3.49、59奪三振を記録しました。

2019年は46試合に登板し、1勝2敗、防御率4.84、54奪三振という成績でした。

2020年9月には、自身2度目となる左肘のトミー・ジョン手術を受けることを発表し、2021年シーズンは全休となりました。

2022年は37試合に登板し、防御率1.82という素晴らしい成績を残し復活をアピールしました。

2023年は7度の先発を含む68試合に登板し、7勝4敗、防御率3.43という成績でした。

ヤンキース時代

2024年2月5日にトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍。42試合に登板し、防御率5.13という成績でした。

アストロズ時代

2024年7月30日にヒューストン・アストロズへ移籍。20試合に登板し、防御率は3.86と改善を見せました。オフにFAとなっています。

パイレーツ時代

2025年1月10日にピッツバーグ・パイレーツと1年契約を結びました。

投球スタイル

ファーガソンの投球の中心はフォーシームであり、投球全体の約7割を占めます。この速球とカーブを組み合わせた投球で、打者を打ち取ります。

詳細情報

詳細な年度別成績や、MLBポストシーズン成績、打撃成績、守備成績については、上記の外部リンクをご参照ください。

背番号

64（2018年 - 2020年、2022年 - ）

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 F
* トミー・ジョン手術を受けた野球選手一覧

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