ケイレブ・ヘイニー

ケイレブ・ヘイニー

ケイレブ・ヘイニー（Caleb Hanie、1985年9月11日 - ）は、テキサス州ダラス出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはクォーターバックでした。

経歴

シカゴ・ベアーズ

コロラド州立大学から2008年のNFLドラフト外フリーエージェントとしてシカゴ・ベアーズと契約しました。見事53人の最終ロースターに残り、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2009年10月25日のシンシナティ・ベンガルズ戦で、大量リードを許した試合終盤にNFLデビューを果たしました。この試合でパス2本中1本を成功させ、2ヤードを獲得しました。12月20日のボルチモア・レイブンズ戦でも途中出場し、パス5本中2本成功、8ヤードを獲得しましたが、ドミニク・フォックスワースにインターセプトされました。

2010年10月3日のニューヨーク・ジャイアンツ戦では、先発QBのジェイ・カトラーが脳震盪、2番手QBのトッド・コリンズが肩を負傷し、共に試合から退きました。これにより、ヘイニーに出番が回ってきました。この試合で彼は4本のパス中3本を成功させ、36ヤードを獲得しましたが、チームはシーズン初の黒星を喫しました。翌週10月10日のカロライナ・パンサーズ戦では、カトラーが脳震盪の影響で欠場。コリンズが先発したものの4インターセプトを喫し、ヘイニーは第3Qから途中出場し、3本中2本のパスを成功させ、19ヤードを獲得しました。この試合はマット・フォルテの活躍もあり、23-6で勝利しました。この年、チームは地区優勝を果たしました。

グリーンベイ・パッカーズとのNFCチャンピオンシップゲームでは、カトラーとコリンズが負傷退場。ヘイニーは第3Q残り57秒から出場しました。最初の攻撃シリーズをチェスター・テイラーの1ヤードTDランに繋げましたが、その後、相手ノーズタックルのB・J・ラジにインターセプトされ、18ヤードのリターンタッチダウンを許し、7-21とリードを広げられました。その後、残り1分21秒でアール・ベネットへの35ヤードのタッチダウンパスを成功させましたが、残り47秒でサム・シールズにインターセプトされ、14-21で試合に敗れました。この試合で彼はパス20本中13本成功、153ヤード、1タッチダウン、2インターセプトという成績でした。

2011年7月、チームと1年120万ドルで契約を結びました。第11週にエースQBのカトラーが右手親指を骨折し長期欠場することになったため、それまでレギュラーシーズンでは6試合で途中出場しただけだったヘイニーが、第12週のオークランド・レイダース戦で初先発を果たしました。パス36回中18回成功、254ヤードを獲得し、2タッチダウンをあげましたが、3インターセプトを喫し、チームは敗れました。第15週のシアトル・シーホークス戦では途中交代を命じられました。カトラーが欠場するまで7勝3敗とプレーオフ争いをしていたチームは、ヘイニーが先発となってから4連敗を喫し、最後の2試合はジョシュ・マカウンにポジションを奪われました。この年、彼は4試合の先発出場を含む6試合で613ヤード、3TD、9INTという成績に終わりました。シーズン終了とともにベアーズとの契約が切れ、フリーエージェントとなりましたが、ベアーズは契約延長を行いませんでした。

デンバー・ブロンコス

2012年3月24日、デンバー・ブロンコスと契約を結びました。しかし、開幕直前の9月8日にブロンコスから解雇されました。その後、9月11日にブロンコスと再契約を結びました。第3QBとしてシーズンを過ごし、レギュラーシーズンでの試合出場はありませんでした。2013年3月、ブロンコスから再び解雇されました。

2013年

2013年4月16日、ボルチモア・レイブンズと1年契約を結び、タイロッド・テイラーと共にエースQBジョー・フラッコの控えの座を争うこととなりました。しかし、8月30日にレイブンズから解雇されました。12月3日には、ジェイソン・キャンベルとブランドン・ウィーデンが共に脳震盪を起こし、出場が危ぶまれたクリーブランド・ブラウンズと契約しましたが、12月10日に解雇されました。

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）
Chicago Bears bio （英語）
Colorado State Rams bio （英語）
Chicago Bears: 5 Reasons to Keep Caleb Hanie （英語）

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