ゲイリー・マジュースキー

ゲイリー・マジュースキー：球歴と詳細

ゲイリー・ウェイン・マジュースキー（Gary Wayne Majewski, 1980年2月26日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として、メジャーリーグ（MLB）をはじめ、独立リーグやメキシカンリーグでプレーしました。

プロ入りとマイナー時代

1998年のMLBドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから2巡目指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせます。その後、2001年5月にはカルロス・オルテガ、アントニオ・オスーナとのトレードでアンドレ・トンプソン、オーランド・ロドリゲスと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍。しかし、同年7月にはジェームス・ボールドウィンおよび金銭とのトレードで、ジェフ・バリー、オナン・マサオカとともに再びホワイトソックスへ戻るという、慌ただしい移籍劇を経験しました。

モントリオール・エクスポズ時代

2004年7月18日、カール・エベレット外野手とのトレードで、ジョン・ラウシュ投手と共にモントリオール・エクスポズへ移籍。同年8月26日に念願のメジャーデビューを果たします。2005年には、ナショナルリーグ2位となる79試合に登板し、リリーフとして存在感を示しました。

シンシナティ・レッズ時代

2006年7月13日、大型トレードの一員として、ロイス・クレイトン内野手、ブレンダン・ハリス内野手、ビル・ブレイ投手、ダリル・トンプソンと共にシンシナティ・レッズへ移籍（レッズからはフェリペ・ロペス遊撃手、オースティン・カーンズ右翼手、ライアン・ワグナー投手が移籍）。しかし、レッズでは期待されたほどの活躍を見せることはできませんでした。

レッズ退団後

2008年12月、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、再起を図ります。2009年12月にはヒューストン・アストロズとマイナー契約。しかし、2010年7月18日に傘下AAAラウンドロック・エクスプレスへ降格、21日にはDFAとなり、再び苦境に立たされます。

独立リーグ時代

2011年は所属球団がなく、浪人生活を送りますが、2012年3月に独立リーグ・アトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約し、現役を続行。2013年も引き続きスキーターズでプレーしました。

メキシカンリーグ時代

2014年にはメキシカンリーグのカンペチェ・パイレーツと契約するも、わずか2試合の登板で解雇。その後、再びスキーターズと契約します。2015年はメキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズと契約しますが、4月29日に解雇となり、以降のキャリアは不明です。


ゲイリー・マジュースキーは、そのキャリアを通じて様々なチームを渡り歩き、メジャーリーグでの活躍期間は限られていましたが、常に全力でプレーする姿勢は多くのファンに記憶されています。

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