ゲリラズ・オブ・デスティニー

ゲリラズ・オブ・デスティニー（Guerrillas of Destiny）

ゲリラズ・オブ・デスティニーは、新日本プロレスで活動するタッグチームで、特に兄弟コンビとして知られています。このユニットは、かつてサンズ・オブ・トンガという名前で活動していましたが、後に現在の名前に改名しました。彼らの活動は、数々のタイトル獲得に彩られ、非常に注目を集めています。

来歴

サンズ・オブ・トンガ時代

ゲリラズ・オブ・デスティニーの前身となるサンズ・オブ・トンガは、2008年11月8日にフロリダ州でデビューを果たしました。アリペイト（後のタマ・トンガ）とテヴィタ（後のタンガ・ロア）の2人が、カヴァとヌクというリングネームで登場し、初戦はアジアン・スーパースター・オーガニゼイションとのタッグマッチでしたが敗れました。その後、彼らはアメリカやプエルトリコのプロレス団体を転戦しましたが、2009年にヌクがWWEと契約を結んだことを受けて、チームは短命でした。

その後、タマ・トンガは新日本プロレスに登場し、父キング・ハクにちなんだリングネームを採用しました。一方、テヴィタはWWEで経験を積んだ後、TNAにも参戦することとなります。

ゲリラズ・オブ・デスティニー時代

2016年、タマ・トンガはBULLET CLUBの一員として活動を再開し、弟のテヴィタと共にIWGPタッグ王座に挑戦することが決まりました。ユニット名をゲリラズ・オブ・デスティニーに改め、彼らは2016年4月にユニットとして再デビューし、IWGPタッグ王座を獲得しました。以降、彼らは数々の試合で名勝負を繰り広げていきます。この時期、タマは他のメンバーと連携し、各種合体技を用いることで、さらなる戦果を上げていきました。

BULLET CLUB追放〜本隊加入

2022年2月、ゲリラズ・オブ・デスティニーはBULLET CLUBを追放され、その後に新たな仲間と共に本隊として新たなスタートを切ったのです。彼らは新たな仲間として田口隆祐およびマスター・ワトと結託し、再び新日本での活動を活発にしていきます。そして、2023年8月には元BULLET CLUBのファンタズモが仲間に加わり、さらにチームの実力を高めました。

合体技

ゲリラズ・オブ・デスティニーは、独特の合体技が特徴です。例えば、『ゲリラ・ウォーフェア』というダブルアームDDTや、『キルショット』というフラップジャックからの技など、彼らのコンビネーションは圧倒的な力を誇ります。また、戦略的な合体攻撃により、相手を叩きのめすことができます。

タイトル歴

タマ・トンガとタンガ・ロアは、IWGPタッグ王座を数回獲得し、さらにNEVER無差別級王座も獲得するなど、プロレス界での実績を誇っています。彼らの動きは必見であり、それぞれの技術と力量が光る瞬間が多く見られます。

ゲリラズ・オブ・デスティニーは、ただのタッグチームではなく、兄弟の絆を基にした特別なユニットであり続けています。彼らの活躍はこれからも目が離せません。

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