ココ・モンテス

ココ・モンテス（Coco Montes）

基本情報

• - 本名：ロバート・パトリック・モンテス（Robert Patrick Montes）
• - 生年月日：1996年10月7日
• - 出身地：アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ
• - ポジション：内野手/外野手
• - 投打：右投右打
• - 所属チーム：読売ジャイアンツ

経歴

プロ入り前

モンテスはフロリダ州の高校で活躍し、2015年のMLBドラフトでワシントン・ナショナルズから指名されますが、契約を果たさずサウスフロリダ大学に進学します。

プロ入りとロッキーズ時代

2018年に行われたMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから指名されてプロキャリアがスタートしました。2022年にはAAA級アルバカーキ・アイソトープスで111試合に出場し、打率.274、20本塁打、77打点、13盗塁を記録するなど、着実に成長を遂げました。2023年6月11日にはメジャー契約が結ばれ、サンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューを果たしました。この試合で、モンテスは初めての2点本塁打を含む2安打の活躍を示しました。しかし、シーズン終盤にはDFA（指名解除）され、再びアルバカーキに戻りました。そこで、107試合で打率.317、22本塁打、89打点を記録し、2024年を迎えることになります。

巨人時代

2024年7月11日、モンテスは読売ジャイアンツと契約を結びました。背番号39としてチームに加わり、同月26日の横浜DeNAベイスターズ戦で代打出場し、初打席で二塁打を記録しました。これにより、日本プロ野球でも存在感を示すことになりました。

選手としての特徴

打撃

モンテスの打撃は非常に解剖されたスタイルで強打者として知られています。彼の打撃スタンスはコンパクトなスイングが特徴で、しなやかで力強いバッティングができるため、逆方向へのヒットも積極的に狙うことができます。彼の打撃に対する対応力は高く、チームプレーにも優れています。

守備

モンテスは内野のユーティリティープレイヤーとして活躍しており、二塁手、三塁手、遊撃手のポジションをこなします。マイナーリーグでの守備率は非常に安定しており、特に二塁手としては.978の守備率を記録しています。彼は外野でのプレー経験はありませんが、必要とあれば外野も守れる自信を見せています。実際には、内野のスタメン事情から左翼手として出場することもあります。

人物

彼の愛称である「ココ」は、幼少の頃に発色の良い髪が豊富だったことに由来します。母が髪を剃った後、祖父から「ココナッツ」という呼び名が定着し、その言葉が短縮された形で彼の登録名になりました。子供の頃に憧れた選手には名打者のノマー・ガルシアパーラがいます。

記録

• - 初出場：2024年7月26日、対横浜DeNAベイスターズ戦において代打出場し、二塁打を記録。
• - 初本塁打：2024年9月3日、対東京ヤクルトスワローズ戦で3ラン本塁打を放ちました。

ロバート・パトリック・モンテス、愛称ココは、読売ジャイアンツで活躍する注目の選手として今後も期待される存在です。

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