コサキン勝手にごっこ

『コサキン勝手にごっこ』の概要

『コサキン勝手にごっこ』は、1987年10月20日から1988年9月20日までの間、日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組です。全35回の放送から成り、毎週火曜日の19時30分から20時までの30分間という短い時間に、様々なコーナーや企画が展開されていました。

番組の特色

この番組の特徴は、視聴者から寄せられた投稿ビデオを基にエンターテインメントを生み出す形式でした。送られたビデオが通算3本紹介されると、投稿者にはハワイ旅行がプレゼントされるという特典があり、これが視聴者の参加を促進しました。収録はスタジオで行われ、観客の前での公開形式で進められました。

司会と出演者

番組は、人気コンビのコサキンとして知られる小堺一機と関根勤が司会を務めました。彼らは番組の顔として多くの視聴者に親しまれ、軽快なトークとともに様々な企画を進行していきました。また、浅井企画に所属する堀敏彦も出演し、賑やかな雰囲気を演出しました。

さらに、番組内の提供読みは、当時日本テレビのアナウンサーであった徳光和夫が担当しており、その声には『カックラキン大放送!!』にも似たエコーがかけられていました。

番組のビジュアルと音楽

オープニングのカットは城戸真亜子の手によるものであり、視覚的に楽しめる要素を高めていました。音楽は鈴木宏昌が担当し、番組全体の雰囲気を盛り上げました。また、映像やアニメーションのクオリティも高く、多くの視聴者に愛される要因となりました。

コーナー紹介

番組内には多彩なコーナーが存在しました。特に人気を集めたのが「お父さんの職業当てクイズ」や「勝手に流行語」、「人間ウォッチング」などです。これらのコーナーでは視聴者からの参加が求められることが多く、楽しみながら参加することができました。レギュラー放送が終了した後も、「コサキンのギャハハTV」として1990年の特番が放送され、多くの笑いを提供しました。

続編の放送

『コサキンのギャハハTV』は1989年2月11日に『土曜スーパースペシャル』枠で放送され、さまざまなゲストが登場し、優勝賞金100万円という刺激的な内容でした。さらに、1989年10月3日には第2回が放送され、視聴者を笑わせるビデオコンテストが行われました。

映像の保存

現在、神奈川県横浜市の放送ライブラリーには、最初のエピソードの記録映像が保存されています。これにより、視聴者は再び当時の雰囲気を味わうことができます。

スタッフと制作

この番組の制作スタッフは実力派揃いで、特に構成や演出に関わったメンバーは後に多くの成功を収めることとなります。制作は日本テレビが行い、浅井企画とTHE WORKSが制作協力を務めました。

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