コディ・トーマス

コディ・ライアン・トーマス

コディ・ライアン・トーマス（Cody Ryan Thomas）は、1994年10月8日生まれのプロ野球選手で、現在はオリックス・バファローズに属する外野手です。彼はアメリカ、テキサス州コリービル出身で、右投左打の選手として知られています。日本プロ野球のリーグでは「コーディ・トーマス」としても表記されます。

経歴

プロ入り前

トーマスは、2013年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから指名を受けましたが、契約には至らず、フットボールの奨学金を得てオクラホマ大学に進学しました。彼は最初はフットボール選手として活動していましたが、2014年からは野球との両立に挑戦し、次第に野球に専念するようになりました。大学時代のチームメイトにはシェルドン・ノイジーがいます。

プロ入りとドジャース傘下での活動

2016年、トーマスはロサンゼルス・ドジャースからMLBドラフトで指名を受けてプロ入りしました。ルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでデビューし、その後パイオニアリーグのオグデン・ラプターズでもプレー。ここでは59試合に出場し、打率.297、19本塁打、50打点、10盗塁と好成績を残しました。

彼は2017年にはA級グレートレイクス・ルーンズで121試合に出場し、2018年にはA+級ランチョクカモンガ・クエークスで来続ける活躍を見せました。19本塁打、87打点の結果を残し、オフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加しました。2019年にはAA級タルサ・ドリラーズでのプレーも経験しましたが、新型コロナウイルスの影響で2020年は公式戦出場がありませんでした。

アスレチックス時代

2021年、トーマスはオークランド・アスレチックスにトレード移籍しました。彼は傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズで59試合出場し、打率.289、18本塁打、52打点を記録しました。2022年にはアキレス腱手術の影響で多くの試合を欠場しましたが、メジャーリーグでのデビューを果たしました。

2023年シーズンもAAA級ラスベガスで好成績を収め、開幕戦でサイクル安打を達成するなど圧倒的な打撃力を見せました。最終的には74試合に出場し、打率.308、17本塁打、79打点という素晴らしい数字を残し、7月からメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りしました。

オリックス・バファローズ時代

2024年1月、彼のオリックス・バファローズへの入団が発表され、背番号は45番です。最初は日本の野球に適応に苦労しましたが、徐々に成績を上げ、結局48試合出場で打率.270、2本塁打、11打点を記録しました。2024年7月には千葉ロッテマリーンズ戦で先発出場しました。

プレースタイル

トーマスの打撃スタイルは、特に長打力が特徴的で、逆に守備や走塁は並の選手とされています。彼はその打撃力を武器に、今後の活躍が期待されます。

プライベート

トーマスはニックネームとして「C・T」を持ち、興味深いことに、妻は有名選手ボビー・ウィットの娘であり、彼女の姉はザック・ニールと結婚しています。こうした背景も彼の選手生活に影響を与え、さらなる飛躍を期待されています。

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