コディ・ブラッドフォード

コディ・ブラッドフォードについて

コディ・ブラッドフォード（Cody Bradford）は、1998年2月22日生まれのアメリカのプロ野球選手で、テキサス州パーカー郡アレド出身の左投手です。彼は現在、メジャーリーグベースボール（MLB）のテキサス・レンジャーズでプレーしています。

経歴

ブラッドフォードは、2019年のドラフトでテキサス・レンジャーズに6巡目（全体175位）で指名され、プロ入りを果たしました。この初年度はマイナーリーグでの登板はありませんでしたが、2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグが開催されず、公式戦での登板もありませんでした。

2021年には、傘下のA+級ヒッコリー・クロウダッズでプロ入りを果たし、8月にはAA級フリスコ・ラフライダーズに昇格しました。その年は20試合に登板し、6勝4敗、防御率4.11、128奪三振という成績を残しました。

2022年も引き続きAA級フリスコでプレーし、26試合に登板して10勝7敗、防御率5.01、124奪三振を記録しました。この頃からブラッドフォードの存在感は増すばかりです。

2023年にはAAA級ラウンドロック・エクスプレスで開幕を迎え、5月15日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースターに登録されました。アトランタ・ブレーブス戦でメジャー初登板を果たしましたが、結果は5回を投げて6失点という厳しいものでした。その後、昇格と降格を繰り返しながらも、最終的にはメジャーで20試合に登板し、4勝3敗、防御率5.30、51奪三振を記録しました。また、AAA級ラウンドロックでは14試合に先発し、9勝2敗、防御率3.63、65奪三振という成績を収めました。このシーズン、彼はパシフィックコーストリーグの最優秀投手に選ばれ、オールスター・チームの先発投手部門にも選出されています。

レンジャーズはこの年、7年ぶりにポストシーズン進出を果たしました。ブラッドフォードもボルチモア・オリオールズとのアメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ（ALDS）にメンバー登録され、10月8日の第2戦が自身の初のポストシーズン登板となりました。5回から登板し、3.2回を無失点で切り抜け、この試合の勝利投手に輝きました。その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとのワールドシリーズでは第1戦と第4戦でリリーフ登板を果たしたものの、いずれの登板でも1回を無失点に抑えました。

選手としての特徴

ブラッドフォードは、彼の投球スタイルの中でチェンジアップを主力とし、90mph前半の速球を巧みに織り交ぜて投げるピッチャーです。2022年からはカッターも彼の投球レパートリーに加わり、より多彩な投球が可能になっています。

詳細な成績

2023年度シーズンが終了した時点での彼の年度別投手成績や守備成績についても言及されています。

表彰

• - MiLB: パシフィック・コーストリーグ最優秀投手賞（1回、2023年）
• - オールスター・チーム選出: パシフィック・コーストリーグ先発投手部門（2023年）

ブラッドフォードは2023年から68番を背負い、これからもMLBのマウンドでその名を刻んでいくことでしょう。

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