コナミレーベル

コナミレーベルについて

コナミレーベル（KONAMI LABEL）は、コナミデジタルエンタテインメントが手掛ける日本のレコードレーベルです。このレーベルの特長は、ゲーム関連のオリジナルサウンドトラックやラジオドラマを中心に多彩なCDをリリースしていることです。代表的な作品には『パーフェクトセレクション』シリーズや、ゲーム『千両箱』『MIDI POWER』『ツインビーPARADISE』『ときめきメモリアル』『ビートマニア』などに関連した音源が含まれています。

歴史

コナミレーベルは1989年に設立され、初期にはコナミとキングレコードの提携により、主にゲーム音楽のCDが発売されました。初めて発売されたのは『サンダークロス』『がんばれゴエモン2』『ゴーファーの野望 エピソードII』『F1スピリット + F1スピリット 3Dスペシャル』の4枚です。

特に『サンダークロス』は、オリジナルサウンドトラックに加え、『沙羅曼蛇』『A-JAX』『グラディウスII -GOFERの野望-』などのアレンジ音源を収録するなど、他作品の音源も多く含まれていました。これらは、キングレコードから合法的にコナミ作品として初めて販売されたCDの一部ではありますが、コナミレーベルが設立される前にも、いくつかのコナミ作品はCDとしてリリースされています。

その後、コナミは自社の音楽部門としてコナミミュージックエンタテインメントを設立し、キングレコードとの提携を解消しましたが、販売委託契約は続きました。この動きにより、コナミミュージックエンタテインメントはコナミメディアエンタテインメントに社名変更した後、コナミ本体に吸収合併されました。そして、2006年に新たに設立されたコナミデジタルエンタテインメントが、それ以降の音楽の販売を手掛けることになりました。

所属アーティスト

コナミレーベルには多くのアーティストが在籍してきました。キングレコードとの提携期間中に活動していたアーティストには、神田朱未、金月真美、栗林みえ、桑島法子、國府田マリ子、菅原祥子、田村ゆかり、丹下桜、長沢ゆりか、野田順子などがいます。彼らの中には、後に他のレコード会社へと移籍したアーティストも多く、音楽シーンでの活動を続けています。

また、ユニバーサルミュージックジャパンやソニー・ミュージックソリューションズからも多くのアーティストが登場しており、Sana、樽木栄一郎、すわひでお、JAFROSAX、パーキッツなど多彩な才能がレーベルの音楽に貢献してきました。

関連項目

コナミレーベルの音楽は、ゲーム文化において多大なる影響を与えてきました。このレーベルに関連するトピックとしては、コナミ矩形波倶楽部やbeatnationレーベル、ファルコムレーベルなどが挙げられます。

外部リンクとしては、Discogsでの情報も利用可能です。コナミのゲーム音楽の魅力をさらに深く知りたい方は、ぜひ関連するリソースを巡ってみてください。

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