コノハコトノハ

コノハコトノハ

日本のシンガーソングライター、女性歌手、女優、そして語り手としても活動する多才なアーティスト、コノハコトノハ。香川県高松市に生まれ、A型の血液型を持ち、身長150cm、双子座である。

来歴

彼女の音楽キャリアは、2009年12月に神戸の地で「きえ」という名義のもとスタートを切った。活動初期には、故郷である香川県の「高松冬のまつり」へ出演するなど、精力的なライブ活動を展開。2010年8月には、社会貢献活動として知られる「24時間テレビチャリティーライブ」のステージに立ち、またチャリティー目的で制作されたオムニバスCDにも参加するなど、その活動範囲を広げていった。

アーティスト名が現在の「コノハ コトノハ」へと改められたのは、2012年1月1日のことである。この改名を機に、彼女は心機一転、新たなスタートを切る。同年3月には、かつて参加していた音楽グループの楽曲「家をたてること」が映画化されるという出来事があり、その作品が全国の映画館で上映されるという貴重な経験を積んだ。続く10月には、YAMAHAが主催する音楽コンテスト「DREAM FESTIVAL」で見事グランプリを受賞し、その確かな音楽性が広く認められた。大学卒業後は一時的に音楽活動から離れ、社会人としての生活を送る期間もあった。

本格的な再始動と広がる活動

音楽への情熱が再び燃え上がったのは、2015年3月に神戸のフィッシュ・ダンスホールで開催された単独コンサートが契機となった。この公演を機に、コノハコトノハは本格的に音楽活動を再開する。以降、彼女の表現活動は音楽分野に留まらず、女優業やラジオパーソナリティなど、様々なフィールドへと広がっていく。

2018年には、映画「がんトモ」の主題歌を担当し、映像作品と音楽を結びつけた。同年7月からは、FM高松にて自身の冠番組である「コノハコトノハのえぇ夢みーまい！」の放送を開始し、ラジオパーソナリティとしての新たな顔を見せた。

2019年は特に目覚ましい活躍を見せた年となった。7月には映画「さんさん」で主演を務め、同時にその主題歌も手掛けるという、女優と歌手を兼ねる才能を遺憾なく発揮。8月には、地元の大きなイベントである「さぬき高松まつり」内の「サンセット納涼まつり」ステージに出演し、多くの観客を魅了した。11月には、別の映画「夏の光、夏の音」においても主題歌および挿入歌を担当するなど、映像作品への楽曲提供が続いた。

社会全体がコロナ禍に見舞われた2020年、彼女は公益財団法人兵庫県芸術文化協会が実施する「つながろうアート！」という動画配信事業に参加し、困難な状況下でもアートを発信する取り組みを行った。

近年の動向としては、2022年1月には、過去に主題歌を務めた映画「がんトモ」のミュージックビデオが、「難病克服支援MBT映画祭2021」で入賞を果たすなど、その作品が現在も評価され続けている。

タイアップ実績

2018年 映画「がんトモ」主題歌「がんトモ」
2018年2月 埼玉県ラジオ局クローバーメディア「ごきげん!ひるMAX next.」パワープレイ曲「旅唄」
2019年7月 映画「さんさん」主題歌「万華鏡」（主演作品）
2019年11月 映画「夏の光、夏の音」主題歌「夏の光、夏の音」、挿入歌「新しい夏」

受賞歴

2012年10月 YAMAHA主催コンテスト「DREAM FESTIVAL」グランプリ
2022年1月 難病克服支援MBT映画祭2021入賞（映画「がんともMV」）

メディア出演

ラジオ
レギュラー番組: FM高松「コノハコトノハのえぇ夢みーまい！」（2018年7月より現在も放送中）
ゲスト出演など: FM香川、さくらFM、FM GENKI、エフエム那覇など、これまでに様々なラジオ番組へ出演している。
テレビ
2010年8月 「24時間テレビ～愛は地球を救う～33」内のチャリティーライブに登場。
舞台
2019年12月 舞台「キネマの天地」にて滝沢菊江役を演じた。
動画作品
* 2020年9月 公益財団法人兵庫県芸術文化協会ひょうごアーティスト動画配信事業「つながろうアート！」参加作品「今人～灯～／コノハコトノハ」

コノハコトノハは、音楽、演技、語りといった多様な表現手段を駆使し、自身の内面から湧き出るメッセージを発信し続けるアーティストである。その活動は、生まれ故郷である香川に深く根ざしつつも、全国へとその輪を広げている。今後のさらなる活躍が期待される存在と言えるだろう。

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