コミュニティネットワークセンター

株式会社コミュニティネットワークセンター

株式会社コミュニティネットワークセンター（CNCi）は、愛知県名古屋市東区東桜に本社を構える、国内第2位のMSO（Multiple System Operator）です。主に東海地区のケーブルテレビ局を統括する事業連合として設立され、傘下にはキャッチネットワーク、知多メディアスネットワーク、中部ケーブルネットワーク、ひまわりネットワーク、スターキャット・ケーブルネットワークが存在します。また、グリーンシティ[[ケーブルテレビ]]の55%の株式を取得し、同社を子会社として管理しています。

概要

株式会社コミュニティネットワークセンターは、2008年に成立したケーブルテレビ事業持株会社です。この年の7月1日に、母体である東海デジタルネットワークセンターがキャッチネットワーク、知多メディアスネットワーク、ひまわりネットワーク、中部ケーブルネットワークとの間で株式交換を行い、これらの企業を完全子会社化しました。その後、シーテックの中部メディアセンター事業とITサポート事業も引き継ぎ、東海ケーブルネットワーク企画と合併することで現在の名称に変更されました。

近年ではeスポーツ分野にも進出しており、2020年10月には名古屋市のプロeスポーツチーム「BLUE BEES」と業務提携し、新たに「CNCI BLUE BEES」を発足しました。この活動を通じて、地域のeスポーツやスポーツチームとの連携を強化しており、2021年には名古屋グランパスのeスポーツパートナーに認定されました。グループの一員として、中日ドラゴンズとオフィシャル・サポーター契約を結び、地域振興にも力を入れています。

沿革

• - 2000年（平成12年）2月2日: 東海デジタルネットワークセンターを設立。
• - 2008年（平成20年）7月1日: 商号を変更し、ケーブルテレビ事業者と株式交換を行い、持株会社となる。
• - 2009年（平成21年）1月4日: 名古屋市東区の東桜第一ビルに本社を移転。
• - 2009年（平成21年）6月: KDDIとの提携を通じてビデオ・オン・デマンドサービス「ケーブルオンデマンド」の提供を開始。
• - 2011年（平成23年）7月1日: KMN株式会社がスターキャット・ケーブルネットワークと共同で運営するMediaCat事業を承継し、KDDIが資本提携を行う。
• - 2012年（平成24年）2月20日: スターキャット・ケーブルネットワーク株式の公開買付けを発表し、3月に成立。
• - 2024年（令和6年）4月30日: 株式会社オリバーからミクスネットワーク株式会社の49.28%の株式を取得し、子会社化。

グループ企業

コミュニティネットワークセンターは複数の子会社を有しており、主要なグループ企業にはキャッチネットワーク、知多メディアスネットワーク、ひまわりネットワークグループ、スターキャット・ケーブルネットワークなどが含まれます。これらの企業は地域へのサービス提供に貢献し、ケーブルテレビ業界内で重要な役割を果たしています。

主な株主

主な株主には株式会社シーテック、トヨタ自動車株式会社、KDDI株式会社、中部電力株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、などが含まれています。これらの企業はコミュニティネットワークセンターの成長と発展に寄与しており、強固な経営基盤を形成しています。

関連項目

コミュニティネットワークセンターは、日本ケーブルテレビ連盟や日本CATV技術協会と関連性があり、地域の情報通信の発展に寄与しています。また、東海ケーブルチャンネルに関する事務が設置されており、地域向けのコンテンツ制作にも取り組んでいます。

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